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『侍タイムスリッパー』コミカライズ決定 ファンの中から漫画家選出、8月から連載開始

漫画「侍タイムスリッパー」キービジュアル
漫画「侍タイムスリッパー」キービジュアル - (C)2025 未来映画社・こりす/徳間書店

 たった1館からの上映から社会現象を巻き起こし、第48回日本アカデミー賞で最優秀作品賞を受賞した映画『侍タイムスリッパー』が、コミカライズされることが決定した。8月7日発売の月刊アニメ雑誌「アニメージュ」(徳間書店)9月号から連載開始となる。

【動画】『侍タイムスリッパー』山口馬木也に緊急インタビュー!今後の俳優人生を語る

 『侍タイムスリッパー』は、幕末から現代の時代劇撮影所にタイムスリップした会津藩士・高坂新左衛門(山口馬木也)が、時代劇の「斬られ役」として第二の人生に奮闘する姿を描く時代劇コメディー。昨年8月にインディーズ映画の聖地である池袋シネマ・ロサから公開がスタートすると、SNSなどで絶賛の口コミが瞬く間に広がり、全国380館まで上映規模が拡大。公開から300日を過ぎた今もなお劇場上映が続いており、7月18日には日本テレビ系「金曜ロードショー」で地上波初放送も決定している。

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 コミカライズにあたり、ファンとしてX上に映画のイラストを投稿していた漫画家・こりすに白羽の矢が立ち、メガホンを取った安田淳一監督が直々にラブコール。こりすは過去に出版経験もあり、「一生懸命頑張っていれば、どこかで誰かが見ていてくれる」という劇中セリフのごとく、漫画版『侍タイムスリッパー』に大抜てきされた。

 安田監督は「『侍タイムスリッパー』がコミック化されることになりました。掲載誌は徳間書店のアニメージュです。僕は宮崎駿さんの『風の谷のナウシカ』が大好きなので、その『ナウシカ』が掲載されていたアニメージュでコミック版の『侍タイ』を連載できるのは、とても嬉しいことです」とコメント。「作画のこりすさんは『侍タイ愛は負けない』とおっしゃっている方で、全てのキャラクターを理解し、愛してくれています。そんなファン代表のこりすさんによって描かれるコミック版の『侍タイ』。いったいどんな作品になるのか、僕自身も楽しみにしています」と期待を寄せた。(編集部・倉本拓弥)

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