ジョニー・デップ、62歳になった現在の姿…28年ぶり監督作のプレミアで笑み
先月9日に62歳の誕生日を迎えたジョニー・デップが、28年ぶりの長編監督作となる『モディ：スリー・デイズ・オン・ザ・ウィング・オブ・マッドネス（原題） / Modi: Three Days on the Wing of Madness』のイギリスプレミアに出席した。
アートハウス系映画の上映で知られるロンドンのカーゾン・メイフェア・シネマでのプレミアに参加したジョニー。ブラックのジャケット＆パンツにスカーフとサングラスを合わせ、レッドカーペットでは笑みを浮かべた。
アンバー・ハードとの離婚後、彼女と泥沼の争いを繰り広る中で“DV夫”の烙印を押され、俳優としてのキャリアに大ダメージを負ったジョニー。しかし2022年6月、バージニア州での名誉毀損裁判で勝訴。復帰作となったフランス映画『ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人』は2023年のカンヌ国際映画祭オープニング作品に選ばれ、マーク・ウェブ監督作でペネロペ・クルスらと共演する『デイ・ドリンカー（原題） / Day Drinker』でハリウッド復帰を果たすことも決まっている。
『モディ：スリー・デイズ・オン・ザ・ウィング・オブ・マッドネス（原題）』は、イタリア人芸術家アメデオ・モディリアーニを題材にした戯曲の映画化作品だ。長年の友人であるアル・パチーノから声を掛けられ、『ブレイブ』（1997）以来となる長編の監督に挑んだジョニーは、「『モディ』の監督としてこの映画の旅に乗り出すことは、信じられないほど充実していて、自分を大きく変えるような経験になりました」と充足感をにじませている。（編集部・市川遥）