『スーパーマン』で大活躍のミスター・テリフィックに注目！元X-MEN俳優が大抜擢

　『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのジェームズ・ガン監督が手掛けたDC映画『スーパーマン』（全国公開中）で、スーパーマンと共に戦うヒーローチーム「ジャスティス・ギャング」の一員ミスター・テリフィックを演じた、エディ・ガテギに注目したい。（以下、一部映画の内容に触れています）

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　本作のミスター・テリフィックは、ヒーローチーム「ジャスティス・ギャング」のリーダーを務める、ハイテク装備を駆使して戦うヒーロー。T字型のマスクを付けた優れた知能を誇るアスリートで、多彩な機能を備えたボール状の装置“Tスフィア”を駆使して、ハッキングや分析に戦闘までこなす。

　感情が乏しい冷徹な人物に見えるが、困っている人を放っておけない生粋のヒーロー。スーパーマンを救おうとするロイス・レイン（レイチェル・ブロズナハン）を手助けし、持ち前の知識で天才科学者レックス・ルーサー（ニコラス・ホルト）がもたらす危機に立ち向かう。劇中では、四方から群がる敵に対して、たった一人で圧巻の立ち回りを披露するシーンもあり、スーパーマンに並ぶと言っても過言ではない大活躍を見せる。

　魅力的なヒーローを演じたエディは、ケニア・ナイロビ生まれでカリフォルニア州アルバニー育ちの46歳。テレビドラマ「ヴェロニカ・マーズ」「Dr.HOUSE -ドクター・ハウス-」（シーズン4）などのドラマで活躍し、大ヒット映画『トワイライト～初恋～』（2008）、『ニュームーン／トワイライト・サーガ』（2009）ではヴァンパイアのローラン役を務めた。

　ヒーロー役も『スーパーマン』が初ではなく、マシュー・ヴォーン監督の『X-MEN：ファースト・ジェネレーション』（2011）に、生存適応能力を持つダーウィン役で出演。しかし、本格的に活躍する前に、敵の手にかかって退場してしまったため、『スーパーマン』では、まさに面目躍如といえる大活躍を見せている。

　本作には数多くの個性豊かなキャラクターが登場しており、ミスター・テリフィックの過去や背景にはまだまだ語られる余地がありそう。エディもVarietyのインタビューで「この作品は新たなDCユニバースの始まりであり、あくまで中心はスーパーマンです。ミスター・テリフィックの背景を掘り下げる余地はありませんでした。運がよければ、彼が何者なのかを深く描く機会があるはず。今のところは、表面をなぞっただけという感じですね」と語っており、今後のさらなる活躍が期待される。（編集部・入倉功一）