ピクサー新作『私がビーバーになる時』2026年春に日本公開!『平成狸合戦ぽんぽこ』に影響された一作

ディズニー&ピクサーの新作映画『Hoppers』の邦題が『私がビーバーになる時』に決まり、2026年春に日本公開されることになった。主人公は、動物好きの少女メイベル。科学者たちが発明した“人間の意識をリアルなロボット動物に転送する方法”を利用して、ビーバーに「ホップ(※意識転送)」したメイベルが、想像を超える動物界の謎を解き明かしていく姿を描く。
併せて公開された特報は、長年「ホップ」の研究をしてきた科学者たちが遂に実験に成功し、メイベルがビーバー型の動物ロボットに「ホップ」するからところ始まる。もふもふのビーバーとなったメイベルが目を覚ますと、空飛ぶトンボ、そして木の上に留まる小鳥たち、森中の動物たちの声が理解できるように! ビーバーになったメイベルが動物の世界で繰り広げる驚きいっぱいの冒険と、その先に待ち受ける感動のラストとは?
監督・脚本は、『インサイド・ヘッド』でストーリーボードアーティストを務めたダニエル・チョン。制作にあたっては、ビーバーが住む国立公園のある地域を訪れたり、動物型ロボットを自然の中に設置して生態系を調査するドキュメンタリーを観たりといった調査を行ったが、中でも最大のインスピレーションを受けた作品の一つが、高畑勲監督の『平成狸合戦ぽんぽこ』なのだという。チョン監督は「ピクサーは、今まで魚の視点や動物の視点からさまざまな“もしもの世界”を描いてきました。本作では人間と動物の二つの視点を同時に描くという非常にユニークな手法で、新たな“もしもの世界”を生み出します」とコメントしている。(編集部・市川遥)


