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【ネタバレ】「19番目のカルテ」患者役・杉田雷麟の演技にネット涙「ボロ泣き」「引き込まれる」の声

「お兄ちゃん」であろうとする拓(杉田雷麟)に徳重(松本潤)は……
「お兄ちゃん」であろうとする拓(杉田雷麟)に徳重(松本潤)は…… - (C)TBSスパークル/TBS

 松本潤主演の日曜劇場「19番目のカルテ」(TBS系・毎週日曜よる9時~)の第2話が27日に放送され、第1話の仲里依紗に続き、患者役でゲスト出演した若手俳優・杉田雷麟(すぎた らいる)の演技に、X(旧Twitter)では「泣かされる」「感情移入してしまう」などの声があがった。(ネタバレ注意。以下、第2話の内容を含みます)

【画像】思わぬ患者役も登場「19番目のカルテ」第2話フォトギャラリー

 「19番目のカルテ」は、日本の医療における19番目の新領域・総合診療科を扱うヒューマン医療エンターテインメント。街の地域医療の中核を担う魚虎(うおとら)総合病院にやって来た総合診療医・徳重晃(松本)が、複雑な症状を抱えた患者と「問診」を通じて向き合い、生き方そのものにも手を差し伸べる。原作は富士屋カツヒトの連載漫画。脚本は「コウノドリ」シリーズの坪田文が担当する。

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 第2話では、魚虎総合病院に、心臓に先天性の病気を抱えている少年・岡崎咲(黒川晏慈)が救急搬送されてくる。付き添ったのは、兄の拓(杉田雷麟)。咲が生まれてから14年間にわたり主治医を務めて来た小児科医の有松しおり(木村佳乃)は必死で治療にあたるが、心停止からの救命には至らなかった。

 その後、カンファレンスで有松の報告を聞いていた徳重は、なぜか兄の拓を気にかけている様子。咲の容態急変時の様子を気にしたり、拓や咲の父・浩司(東根作寿英)について調べたりと、医師たちから訝しがられるような行動をする徳重に、有松は自分の落ち度を探られているのかと感じ、不快感をあらわにする。

 しかし徳重は、まだ若い拓が仕事か学校に行っているはずの時間に付き添っていたこと、病院で頑張って周囲に笑顔を見せる姿に違和感を覚えていた。その後、徳重は街中で熱中症で倒れた拓を介抱して病院へ。話を聞こうとするなかで、拓がなぜか足に力が入らなくなってしまったことが発覚する。

 そして、徳重の問診を受けることになった拓は、自分を「悪いお兄ちゃん」といい「咲が死んだとき、心の底からほっとしたんだ……ごめんなさい」と胸の内を告白。「聞かせて。君の話を」という徳重の問いかけに、弟の誕生を心から喜んだ一方、両親が仕事や金策で手一杯となり弟を毎日ケアをしていたこと、学校をやめたこと、母親が出て行き戻らなかったことを明かす。続く回想シーンで、咲を置き去りにして走り出した拓は、母親に訴えるように「何で逃げたんだ! 俺に全部押し付けて! 俺は、俺だって……」と慟哭する。

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 苦しくて逃げたかったこと、それでも弟の事が大切だったこと、だからこそ、弟の死に「ほっとした」自分が許せない胸の内を打ち明ける拓の姿に、Xで視聴者は「自分の気持ちに謝らなくていいんだよ」「誰にもあっても責められない感情だよ」「今日はヤングケアラーのお話なのね……涙止まらない」「このお兄ちゃん可哀想すぎる」「ボロ泣き」「つらいな。泣けてくる」などの声が。感情を揺さぶる演技を見せた拓役の杉田に「患者役の熱演に引き込まれるな」「拓くん役の俳優さん、演技上手すぎるでしょ」など絶賛の声があがった。

藤井隆がサプライズ出演(C)TBSスパークル/TBS

 その後、足が動かない原因は、心の葛藤が麻痺などの神経症状を突然引き起こす「機能性神経症状症」と診断され、徳重たちの手助けで立ち上がることができるようになった拓。そして、拓を助けるために、徳重が信頼するソーシャルワーカー・刈谷晋一役として、藤井隆が登場。サラプライズ出演に、Xでは「藤井隆だ!」「ワーカーが藤井隆さんって素敵」「ソーシャルワーカー藤井隆って的役すぎる」(原文ママ)などの声があがった。(編集部・入倉功一)

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