【ネタバレ】『ファンタスティック4』おまけシーン、『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』のセットで撮影されていた

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)最新作『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』(全国公開中)のミッドクレジットシーンは、次回作『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』(2026年12月18日日米同時公開)のセットで撮影されたものだと、マット・シャックマン監督が Entertainment Weekly に明かした。(以下、映画のネタバレを含みます)
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「ファンタスティック4」は、宇宙での任務中に特殊能力を得た“家族”によるヒーローチーム。ミスター・ファンタスティック/リード・リチャーズ(ペドロ・パスカル)、インビジブル・ウーマン/スー・ストーム(ヴァネッサ・カービー)、ヒューマン・トーチ/ジョニー・ストーム(ジョセフ・クイン)、ザ・シング/ベン・グリム(エボン・モス=バクラック)の4人が、惑星を丸ごと喰らう強敵・ギャラクタスの脅威に立ち向かう。
ミッドクレジットシーンでは、ファンタスティック4の宿敵であり、『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』の大ボスであるドクター・ドゥームが先行登場を果たした。ドゥームは緑色のローブを羽織り、その素顔は確認できなかったものの、同シーンに参加したヴァネッサは、『ドゥームズデイ』で同キャラクターを演じるロバート・ダウニー・JrであることをVarietyに認めている。
ドゥームの登場は、シャックマン監督ではなく『ドゥームズデイ』のルッソ兄弟(ジョー・ルッソ&アンソニー・ルッソ)が演出したものだ。ファンタスティック4の宇宙船エクセルシオール号が登場した『サンダーボルツ*』に続いて、『ドゥームズデイ』に直結するおまけシーンを手がけた。
ミッドクレジットシーンをルッソ兄弟に任せた理由について、シャクマン監督は「それは『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』の製作中に撮影されたからです」と告白。『ファンタスティック4』のキャストも撮影に合流しており、彼らの拠点であるバクスター・ビルのセットも建てられていたことから「理にかなっていた」と振り返った。
ドクター・ドゥームの存在は、本編でも示唆されていた。スーが登壇した首脳会談に、原作コミックでドゥームが治める架空の国家「ラトヴェリア」の名前が確認できる。ラトヴェリアの代表は欠席しており、それがドゥームである可能性が高い。あえてドゥームの登場をミッドクレジットシーンまで延ばしたことについては「我々は、まず4人の素晴らしいキャラクターたちに焦点を当てたかったんです。ギャラクタスもあまりに巨大で得体の知れない脅威なので、ドゥームは少し後に取っておきました」と語っている。(編集部・倉本拓弥)


