佐藤健の涙が美しすぎる！「私の夫と結婚して」クライマックスに大反響
Amazon Original ドラマ「私の夫と結婚して」で小芝風花と共にダブル主演を務める佐藤健。これまで社会現象になった2020年放送のドラマ「恋はつづくよどこまでも」をはじめ数々のラブストーリーでキュンキュンさせてきた佐藤だが、本作ではヒロイン（小芝）を全力で守り抜く鈴木部長を好演し、沼る視聴者が続出。25日に最終話が配信されたのち、クライマックスで見せた美しい涙が反響を呼んでいる（※一部ネタバレあり）。
本作は、韓国で漫画化・ドラマ化もされたNAVERウェブ小説を日韓共同で新たにドラマ化。親友・麗奈（白石聖）と夫・友也（横山裕）に裏切られたうえに殺害された主人公・美紗（小芝）が10年前にタイムリープし、親友と夫を破滅させようとリベンジを図るストーリー。6月27日より配信スタートして以来、Prime Videoの国内トップ10で1位を独走。Amazon Originalドラマ作品において配信開始後30日間の国内視聴者数で歴代1位を記録する快挙を成し遂げた。
～以下、第9話までのネタバレを含みます～
佐藤演じる鈴木亘は美紗の勤務先の部長で、会長の孫である御曹司。美紗の一度目の人生ではまったく接点がなかったにもかかわらず、二度目の人生で積極的にかかわってくる。第1話で美紗とエレベーター内で出会って以来、なぜか美紗が危機に陥ったり苦しむたびに姿を現し、支えてきた。美紗の痛快な復讐劇、美紗と亘のもどかしいロマンスに加え、亘の過去を巡るミステリーも見どころで、第9話ではついに亘が美紗に自身の衝撃的な秘密を打ち明けた。
不器用ながら“全力”でヒロインを守り抜くナイトぶりで魅了する鈴木部長。美紗を抱きしめるときには頭に手を当てるなど、亘がいかに美紗を大切にしているのかが伺える佐藤のきめ細やかな演技が光る。4話でマンションから転落しそうになった美紗を助け「もう絶対にあなたを死なせない」と強く抱きしめるシーン、5話で眠る美紗にこれから美紗とかなえたい未来を語り掛けるシーン、7話の長いキスシーンなど、数々のうっとりするような名シーンがあったが、本作では佐藤の涙も眼福。5話では目の前で死にゆく美紗にショックのあまり涙を流す悲壮なシーンがあったが、9話の涙はそれとはまったく異なるもの。
亘は美紗を死の運命から救うため、友也を道連れに自ら犠牲となるべく富山に向かうが、美紗は激怒。この時、亘は「ずっと想ってた……でもあなたの人生の登場人物にはなれなかった」と美紗への募る思いを告白。「僕の夢はかないました」という亘に、美紗は「部長は何にもわかってない」「助けてもらうんじゃなくて、守ってもらうんじゃなくて、一緒に歩いていきたいんです」「不幸な運命だってひどい人生だって変えられます。そう信じましょうよ。だって部長が教えてくれたんですよ」と思いのたけをぶつけ、第1話で亘が美紗を慰めた同じ言葉を紡ぐ。
そんな美紗の真摯さに思いが決壊するかのように、亘の頬にはらりと一筋の涙が。亘の想いが報われたことの喜びもあいまって、SNSでは「健くんの涙ほんと美しい」「静かで美しい涙に酔う」と涙を誘われる視聴者が多数。そののち、美紗に「ホントはわたしのことどう思ってるんですか？」と迫られた際には「さすがにわかるでしょう……」「大学生じゃあるまいし」と照れまくるギャップもファンのハートをわしづかみに。
佐藤いわく「亘にとって美紗と出会えたのは、もう泣きそうになるぐらい、すごいことなんですよね。なんてことのないシーンでも、亘にとってはすごく特別なこと」。亘の不器用さに愛着がわいたと言い、「彼はずっと美紗のことが好きだったのに何も言えないんだと。テンパって“似合ってませんよ”とか言っちゃう感じがチャーミングだと思ったし、この方向で役柄を膨らませていけたら魅力的な人物になるんじゃないかと。あのシーンは台本を読んだ時からすごく好きで、自分がやりたいと思えたのは、まさにああいうようなシーンがあったから」とインタビューで語っていた。（石川友里恵）