ADVERTISEMENT

「超力戦隊オーレンジャー」宍戸マサル、さとう珠緒らメンバー再結集!当時の衣装にファン熱狂

30周年記念で集結!「超力戦隊オーレンジャー」合田雅吏、麻生あゆみ、宍戸マサル、さとう珠緒、正岡邦夫
30周年記念で集結!「超力戦隊オーレンジャー」合田雅吏、麻生あゆみ、宍戸マサル、さとう珠緒、正岡邦夫

 1995年から1996年にかけて放送されたスーパー戦隊シリーズ第19作「超力戦隊オーレンジャー」の放送開始30周年記念イベントが3日、千代田区の一ツ橋ホールで行われ、オーレッド/星野吾郎役の宍戸マサル、オーピンク/丸尾桃役のさとう珠緒をはじめ、オーグリーン/四日市昌平役の正岡邦夫、オーブルー/三田裕司役の合田雅吏、オーイエロー/二条樹里役の麻生あゆみが、当時の衣装に身を包み登壇。さらに、キングレンジャー/リキ役の山口将司竹本昇監督も出席し、会場は割れんばかりの拍手に包まれた。

【動画】「超力戦隊オーレンジャー」キャスト集結に大歓声!イベントの模様

 地球侵略をもくろむマシン帝国バラノイアに対抗するために組織された防衛組織・超力戦隊オーレンジャーの活躍を描いた本作。強化スーツを着用した5人の若者が、バラノイアのマシン獣軍団に敢然と立ち向かっていくさまを描き出す。この日は、放送開始から30周年という節目の年に、主要キャスト5人がファンの前に集結する記念イベントが開催された。

ADVERTISEMENT

 トークコーナーでは、シリーズ屈指のアクションシーンを誇る本作の破天荒な撮影の裏側や、楽しかったという打ち上げ秘話、個性豊かなスタッフの裏話など、貴重な話が続々と登場。

さとう珠緒

 そんな中、オーレンジャーを指揮するU・A(国際空軍)の三浦尚之参謀長を演じたのは特撮界のレジェンド・宮内洋についても言及された。宍戸も「よく怒られていました。特に桃(さとう)が何かやらかすと、彼女は怒られなくて、俺が怒られてました」と明かすと会場は大爆笑。「中間管理職みたいにペコペコしっぱなしだったんだから」と付け加えた宍戸だったが、キョトンとした表情のさとうが「何かありました?」と首をかしげるなど、そんなふたりの関係性に会場からは温かい拍手が送られた。

 イベント中には、そんな宮内からのメッセージを上映。「ゴレンジャーも50周年たった。諸君も50周年を目指して大いにがんばってもらいたい!」という熱いエールに、5人も思わず感激した様子だった。

ADVERTISEMENT

 そしてイベント後半には、本作主題歌を歌った速水けんたろうがゲスト出演し生歌唱。主題歌「オーレ!オーレンジャー」と、挿入歌「虹色クリスタルスカイ」を熱唱、その伸びやかな歌声で会場を魅了した。「30年たって、みんなで『オーレ!』って掛け声をかけられることって、奇跡だと思うんですよ」という言葉に会場も大興奮。

速水けんたろう

 舞台袖でその歌声を聞いていた5人も「まさかこんなに近くで聞くことができるなんて……」と感激した様子。そこで速水が「エンディングでおなじみのあの歌なので、皆さんと一緒に歌いたいと思います」と語るとファンからは大喝采。オーレンジャーの5人とともにエンディングテーマ「緊急発進!! オーレンジャー」を歌うこととなり、会場全体が一体となって「オーレ!」と大合唱となった。

 そんな大盛り上がりのイベントに、「あともう1時間くらいやりたい!」と名残惜しそうなメンバーたち。「ちょっと真面目な話をしていいですか?」と切り出した合田は、「去年の春にある企画で吾郎と久しぶりに会って、来年30周年だから、なんかやろうよというところからスタートしたのが、今日のこの30周年イベントになります」とコメント。

ADVERTISEMENT

 当初はもう少し小さい会場で、「こぢんまり、仲良くやれればいいかな……」という程度で考えていたというが、「それが東映ビデオさんの協力がありまして。ここは700人以上入るんですが、今日は満席だそうです。こんなに多くの人に集まっていただいて、本当にありがとうございます。皆さんがこうやって集まってくれなかったら実現できなかったですし、皆さんがこうやって一緒に歌ってくれて、こんなに愛されてるんだなっていうのを再認識しました」とかみ締めるようにコメント。

 さらに「自分で企画を立てた時も、30周年だからこれで最後かなと思ったんですけど……40周年ぐらいにやっていいですか?」と語る合田の言葉にドッと沸いた会場内。その言葉に思わず涙ぐんでしまったさとうも「本当に5人のメンバーのおかげで、スタッフのおかげで、そして見ていてくれるファンの皆さんのおかげで、何とか走り切りました。30年たった今、こうしてまた会えて、皆さんのお顔が見られて、メンバーに会えて、もう本当に胸がいっぱい。本当にこんな奇跡はないなと思っています。また笑顔でいつの日か会えることを願っております」とあいさつ。

麻生あゆみ

 そして、現在は俳優業を引退しているという麻生も「まさかこの場に立てるとは思っていませんでした」と涙ぐむと、「皆さんに30年も愛していただいてる『オーレンジャー』に出演できたことを、今も誇りに思っています。これからも『オーレンジャー』愛してください」とメッセージ。そして同じく俳優業を引退しているという正岡も「新しいヒーローが毎年のように出てくるから、もう忘れ去られて、どんどん過去になっていくんだろうなと思ってたんですけども、30年たってもこれだけの方が集まってくれて。本当にうれしく思います。今は充実した人生を送っておりますが、こうやってまた節目ごとに呼んでもらえて、また皆さんと会えるのを楽しみにしています」とコメント。

 そして最後に「30年もたって、みんな大きくなったね」と呼びかけて笑った宍戸は、「30年ぶりにまたこうやって戦闘服を身につけて、またメンバーでこうやってステージに立たせていただけるのは不思議な感じがします。でもこれは『オーレンジャー』をずっと愛してくれて、応援してくれた皆さんのおかげだと思ってます。本当にありがとう!」と会場に呼びかけた。(取材・文:壬生智裕)

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • ツイート
  • シェア
ADVERTISEMENT