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『ファンタスティック4』原作でも屈指の人気キャラ、ギャラクタスのメイキング秘話が明らかに

画像は『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』より
画像は『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』より - (C) 2025 20th Century Studios / (C) and TM 2025 MARVEL.

 現在、全国の劇場で公開中のマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)最新映画『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』。本作で、ヒーローチーム「ファンタスティック4」の前に立ちはだかる巨大な敵、ギャラクタスに関するメイキング秘話が、この度明らかとなった。

【画像】デカすぎ…ファンタスティック4が挑む最強の敵ギャラクタス

 原作でも絶大な人気を誇るギャラクタスを演じたのはラルフ・アイネソン。監督のマット・シャックマンから「140億年も生きているコスミック・バンパイア(宇宙の吸血鬼)」と伝えられ、大のマーベルファンだという自身の息子からマーベルの世界を教わりながら役を理解していったという。

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ギャラクタス役のラルフ・アイネソン

 ラルフはギャラクタスの圧倒的な力を表現するため、津波や竜巻といった自然災害の動画を鑑賞。さらに、役を確立させたもう一つの重要な要素が、その“声”だ。ラルフは演じるにあたって呼吸を深める練習をし、ヨガ的なスタイルを試したそうで「私は自然に深い声を持っている。しかしこのキャラクターは、(自身の声を)さらに深く掘り下げる機会を与えてくれた。数百万年もの間話さなかった存在のように、苦労して声を絞り出すような、粗く疲れた深い質感を表現し、ギャラクタスの長い沈黙と圧倒的な年齢を反映させたんだ」と、声に焦点を当てた役づくりを明かしている。

 また、スクリーンいっぱいに広がる巨大なギャラクタスのビジュアルにもこだわりが詰まっている。スーツは人間の通常のサイズで設計され、巨大なキャラクターに拡大された後も完全に現実感があるように、細部まで丹念に作り込まれた。マーベルのビジュアル開発責任者ライアン・マイナーディングは、ギャラクタスと彼の鎧を宇宙船そのものに似せてデザインし、それによりギャラクタスは、生き物でありながら巨大な宇宙船のような存在となった。ラルフの丹念な役づくりとビジュアルのこだわりが込められたギャラクタスが、ニューヨークの街を襲い、ファンタスティック4と激闘を繰り広げる姿は必見だ。(加賀美光希)

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