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『ファンタスティック・フォー』幻となった3作目を主演俳優が振り返る

『ファンタスティック・フォー』のクリス・エヴァンス、ヨアン・グリフィズ、、ジェシカ・アルバ
『ファンタスティック・フォー』のクリス・エヴァンス、ヨアン・グリフィズ、、ジェシカ・アルバ - 20th Century Fox / Photofest / ゲッティ イメージズ

 映画『ファンタスティック・フォー [超能力ユニット]』(2005)及び『ファンタスティック・フォー:銀河の危機』(2007)でリード・リチャーズ/Mr.ファンタスティックを演じた俳優のヨアン・グリフィズが、製作されなかったシリーズ3作目について、Vultureのインタビューで語った。

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 現在、MCUで新生した『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』(公開中)が大ヒットを記録するなか、かつてリード役を務めたヨアンは「僕はこの素晴らしいフランチャイズの一部になれたことを心から誇りに思っています」と語り、「このコミックとフランチャイズが生き続けることに興奮しているんです」と新たな『ファンタスティック4』にエールを送る。

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 そのうえで、『ファンタスティック・フォー』に3作目が企画されていたことを尋ねられたヨアンは、「僕たちは3部作をやるつもりでした。2作目も1作目と同じくらい成功したと思うし、ファンの皆さんにも楽しんでもらえたと思います」と証言。「特に、(2作目で)ダグ・ジョーンズ(シルバーサーファー役)と共演できたことが嬉しかったです。素晴らしいアーティストですし、ムーブメントに関するエキスパートですから。肉体的なアプローチを役に命を吹き込む人物を見たいなら、彼に敵う人はいません。とにかく、当時は勢いがあったし、3本目まで映画をやると企画されていましたが、こうした決定は僕の手の届かないところで下されるものなんです」と返答している。

 過去のシリーズでは、ヨアンのほか、ジェシカ・アルバがスー・ストーム/インビジブル・ウーマンを、後にキャプテン・アメリカ役で知られるクリス・エヴァンスがジョニー・ストーム/ヒューマン・トーチ、マイケル・チクリスがベン・グリム/ザ・シングを演じた。

 クリスは『デッドプール&ウルヴァリン』(2024)でジョニー役を再演している。ヨアンは「(クリスの再演に)あの頃どれだけ楽しかったかを思い出して、胸が温かくなりました」と振り返り「声を出して笑ったし、ただただ嬉しかった。あれは、クリスがジョニーとして成し遂げたことへの美しいオマージュでしたね」と語っている。

 同シリーズでは、悪役ドクター・ドゥームを演じた俳優のジュリアン・マクマホンさんが、先月2日にがんのため56歳で亡くなったことが報じられている。(編集部・入倉功一)

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