『ハムナプトラ』ブレンダン・フレイザー主演、全編日本撮影『レンタル・ファミリー』映像初解禁
『ハムナプトラ』シリーズで知られ、映画『ザ・ホエール』でアカデミー賞主演男優賞に輝いたブレンダン・フレイザーが主演を務める映画『レンタル・ファミリー』（2026年日本公開）の場面写真と映像初解禁となるティーザー予告が公開された。
フレイザーは、かつて歯磨き粉のCMで一世を風靡するも、今は世間から忘れ去られつつあるアメリカ人俳優フィリップを演じる。東京で細々と俳優業を続ける彼が、ひょんなことから“レンタル・ファミリー”の仕事を引き受けることになり、人々と関わる中で心境に変化が訪れていく。共演には、レンタル・ファミリー会社を経営する多田役の平岳大、レンタル・ファミリー会社の俳優・愛子役の山本真理、老優・喜久雄役の柄本明、そして、フィリップと父娘となる美亜役の新鋭シャノン・ゴーマンなど、個性豊かな俳優たちが名を連ねている。
監督を務めるのは、長編デビュー作『37セカンズ』でベルリン国際映画祭の観客賞などを受賞し、「BEEF/ビーフ ～逆上～」や「TOKYO VICE」などの話題作を手掛けたHIKARI。本作ではオール日本ロケを敢行し、約2か月にわたり、新宿、渋谷、天草、島原など日本各地で撮影を行った。
ティーザー予告では、ブレンダン演じるフィリップが日本の風景をバックに、レンタル・ファミリーの仕事で出会う人々と交流する姿が描かれている。ネオン輝く新宿の街並みや、渋谷のスクランブル交差点、小田急線やJR沿線といった生活感あふれる光景から、天草や島原の美しい景色、さらに結婚式や葬儀、チームラボ、神楽坂の化け猫フェスティバルといった日本ならではの文化が感じられる映像も映し出されている。（加賀美光希）