芳根京子＆高橋海人、男女入れ替わりの15年…もし元に戻れるなら？『君の顔では泣けない』本予告映像が公開
芳根京子と高橋海人（King & Prince）の共演で、作家・君嶋彼方のデビュー作を実写映画化する『君の顔では泣けない』（11月14日公開）の本予告映像とメインビジュアルが公開された。15年もの間、心と体が入れ替わったままの男女を演じる二人の姿が映し出される。（※高橋海人の「高」は「はしごだか」が正式表記）。
本作は、15歳から30歳まで心と体が入れ替わったまま生きる、ある男女の物語。高校1年生の夏、偶然の出来事から心と体が入れ替わってしまった坂平陸（芳根）と水村まなみ（高橋）。二人は、秘密を抱えたまま人生の転機を経験していくが、30歳になった夏、まなみは「元に戻る方法がわかったかも」と陸に告げる。入れ替わったまま積み重ねてきた二人の15年と、選んだ未来を描き出す。
始まりは高校1年生の夏。一緒にプールに落ちたことで入れ替わってしまったふたりは、180度生活が変わってしまい、クラスメイトとの会話のひとつをとっても戸惑いだらけ。そんな中でも“坂平陸”として生きるまなみは、流れに身を任せて初めての彼女を作ったりとそつなく過ごしはじめ、そんなまなみに陸はやきもきしながら学生生活を過ごす。
そこから15年、二人は一度も元に戻ることなくすごし、彼らにしかわからない秘密を共有しながら、30歳まで様々な人生の転機を経験していく。このまま人生が続いていくのだと、いつしかその運命を受け入れていた30歳の夏、突然まなみは陸に「もし、元に戻る方法がわかったって言ったら、どうする？」と問いかける。
入れ替わったことで立ち会えなかった本当の親との別れや、叶うことのない心に抱いた夢。それでもこの15年で、大切なものをそれぞれ積み重ねてきた。映像には、「元に戻る気ないだろ」と陸に言われ、「戻りたくないわけないでしょ！」と目に涙を溜めて心情を吐露するまなみや、「俺の顔で情けなく泣かないでくれる？」と陸がまなみに言い放つ場面も映し出される。元に戻る決断をするのか。それとも、このままの人生を生きていくのか。切ない思いがつのるなか、二人の選ぶ未来とは。
高校生時代の陸とまなみを演じるのは、若手俳優の西川愛莉と武市尚士。さらに、中沢元紀、前原滉、林裕太が、入れ替わるふたりに密接に関わるキーパーソンを演じ、大塚寧々、赤堀雅秋、片岡礼子、山中崇が陸とまなみの両親役として物語を支える。監督は『決戦は日曜日』（2022）の坂下雄一郎が務めた。（編集部・入倉功一）
