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ノーマン・リーダス、『ジョン・ウィック』シリーズ参戦は即決 キアヌ・リーヴスの銃さばきに惚れ惚れ

『ジョン・ウィック』シリーズ初参戦!ダニエル・パイン役のノーマン・リーダス
『ジョン・ウィック』シリーズ初参戦!ダニエル・パイン役のノーマン・リーダス - (R), TM & (C) 2025 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.

 映画『ジョン・ウィック』シリーズ最新作『バレリーナ:The World of John Wick』(8月22日全国公開)にダニエル・パイン役で出演しているノーマン・リーダスが、シリーズの魅力や、同じバイク好きでも知られるキアヌ・リーヴスとのタッグについて語った。

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 伝説の殺し屋ジョン・ウィック(キアヌ)を生んだロシア系犯罪組織「ルスカ・ロマ」で育てられた女性イヴ・マカロ(アナ・デ・アルマス)の復讐劇を描く本作。ノーマンふんするダニエル・パインは、イヴが追う暗殺教団の手がかりを握る謎の男で、娘を連れて逃亡を続けている。

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 もともと『ジョン・ウィック』シリーズのファンだったノーマンは、「シリーズの全てが好きだ。キャラクターも、照明スタイルも、もちろん戦闘シーンもね。キアヌが、ピストルからカートリッジをカチャッと取り出すところを初めて見た時、思わず『巻き戻せ!』と言ったくらいだ。すごくかっこよかった」とファン目線で魅力を語る。

 ノーマンといえば、人気海外ドラマ「ウォーキング・デッド」のダリル役で知られ、現在は後日譚スピンオフ「ウォーキング・デッド:ダリル・ディクソン」で主演を務めている。同作は、シーズン2までフランスで撮影されており、『バレリーナ』への主演打診が届いた時も、フランスに滞在中だったという。

 「撮影でフランスにいたんだけど、『「ジョン・ウィック」関連なんだが、行かせてくれないか?』と聞いたら、現場の人たちからは『「ジョン・ウィック」だって? もちろん行っていい』という返事が返ってきた。僕がここ(『バレリーナ』の撮影現場)にいる間も『そっちはどうだ?』とメッセージがしきりに届くんだ。みんな羨ましがってる。いい気分で、それにエキサイティングだ。最初に出演を打診された時、僕は即答したよ」

キアヌ演じる伝説の殺し屋ジョン・ウィック - (R), TM & (C) 2025 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.

 自身が演じたダニエル・パインについては、「良い父親であることは間違いない。ただちょっと荒っぽいところがあるんだ」と語る。「人にナイフを突き刺すような人物なのに、小さな女の子に足の爪にマニキュアを塗ってもらったりする。そういうギャップがあるから、良いストーリーができると思う」

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 『ジョン・ウィック』シリーズといえば、世界最高峰のアクションチーム 87eleven Action Design (87イレブン・アクション・デザイン)が手がける超絶アクションも見どころの一つ。新加入のノーマンも、彼らの指導のもと役づくりも行った。

 「現場に行ってチームに初めて会った時に、シーンで具体的にどんなことをするかの説明を受けた。それから45分ぐらいの訓練プログラムをやったんだ。彼らといると、安心できる。武器を担当する人たちも、すごく安心させてくれるんだ。何回やるかとか、頭の後ろで何が爆発するかとか、コミュニケーションをしっかりとってくれた。映画を実際に観ると、誰かがボタンを押して部屋が一気に爆発するような場面があるんだけど、爆発で壁から飛び散る物の一つひとつが、しっかりと計算されている。だから、すごく安心して演じられるんだ」

『バレリーナ』主人公のイヴ - (R), TM & (C) 2025 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.

 主演のアナについては、「戦闘シーンの動きをしっかりと覚えていた。動きが正確だし、俳優としてとても才能があるんだ。すごく頭がいい。一緒に仕事をしていて楽しい」とノーマン。「仕事に対して前向きで、いつも微笑んでいるし、いつも元気いっぱいなんだ」と撮影現場での様子を明かした。

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 また、ジョン・ウィック役のキアヌとは、自身がホストを務める旅番組「ライド with ノーマン・リーダス」で一緒にツーリングするほど仲良し。「僕はキアヌの演技が大好きだ。彼はゆっくりと話し、いい加減なことは言わない。彼に何かを質問すると、必要最小限の言葉で答える」と俳優としてのキアヌのリアルな一面を明かした。

 『ジョン・ウィック』シリーズの世界観をさらに拡大する『バレリーナ』について、ノーマンは「絶対に気に入ってもらえる」と自信たっぷり。「『ジョン・ウィック』らしさはちゃんと詰まってるし、それ以上のものがある」と期待をあおった。(編集部・倉本拓弥)

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