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高橋海人&中村倫也は“努力家の天才”「DOPE」Pが語る正反対バディの魅力「めちゃくちゃかわいい」オファー理由とは

新たな異能力にも目覚めた高橋海人(才木優人)「DOPE」第7話より
新たな異能力にも目覚めた高橋海人(才木優人)「DOPE」第7話より - (C)TBS

 高橋海人King & Prince)と中村倫也がW主演を務める、TBS系金曜ドラマ「DOPE 麻薬取締部特捜課」(毎週金曜よる10時~)の長谷川晴彦プロデューサーが、正反対バディを演じる高橋と中村、そして謎のキーパーソン・ジウを演じる井浦新とのエピソードや、最終局面に向けた見どころを明かした。(ネタバレ注意。以下、第7話までの内容に触れています)(高橋海人の「高」は「はしごだか」が正式表記)

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 本作は、新型ドラッグ「DOPE」(ドープ)が蔓延する近未来の日本で、異能力を覚醒したDOPE服用者“ドーパー”による犯罪に立ち向かう、生来の異能力者で組織された麻薬取締部特殊捜査課(特捜課)を描く麻取アクションエンターテインメント。未来予知を持つ新人取締官・才木優人(高橋)と、超視力を持つ型破りな教育係・陣内鉄平(中村)の正反対バディによる、絆と復讐の物語が描かれる。原作・原案は作家・木崎ちあきの同名小説。

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 ドラマの核となるのが、高橋と中村が演じる、才木&陣内の“正反対バディ”。まず高橋にこの役をオファーした理由について、長谷川プロデューサーは、その実力と笑顔の魅力を明かす。

 「数々の実績を残されていて、同年代のなかでも抜きんでた実力をお持ちということ。そしてなにより、笑顔がめちゃくちゃかわいいところです。才木はあまり笑う場面がないんですが、だからこそ時折見せる笑顔が魅力的な方にお願いしたいと考えていたので、すぐにオファーをさせていただきました。目もものすごくお綺麗なんです」という長谷川プロデューサーは「天才タイプというか、肌感覚でお芝居をする方なのかと思っていたのですが、実際にはすごく勉強家で、役づくりの段階からすごく相談をいただいた。若いのにすごいしっかりされてる方です」と信頼を寄せる。

 一方の中村については「彼は天才」と断言。10年以上の付き合いだからこそ「僕では想像し得ない努力と勉強で天才になったことを知っているんです」という長谷川プロデューサーは、「基本的に、僕は彼に惚れているので、30代くらいの役だと“中村倫也がいいな”って思うんですが、陣内は特に必然でした」

 放送後のファンの反応が、その直感を確信に変えた「1、2話が放送されたぐらいで、“こんな中村倫也が見たかった”とファンの方がおっしゃってるのを拝見して、やっぱり彼は賢いなと思いました。絶対にこの役が自分にハマるとわかっていたんです。僕もハマると思っていましたが、ここまでとは思っていなかったので、僕のプロデュースに関係なく、彼自身がそこまで役にコミットしてくれたということですよね」

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 第6話では、陣内の妻・香織(入山法子)を殺害した犯人が、陣内の親友・戸倉(小池徹平)であることが判明し、第7話は、復讐の手助けを持ちかける陣内に対して、“殺すためではなく、逮捕するためなら協力する”と言い続けてきた才木が陣内を止めようとする、物語の核となるエピソードとなった。

 才木はどうやって陣内の復讐を止めようとするのか。キャストや制作チーム間でも様々な意見が交わされたというが「陣内に教えてもらったことを伝えるのか、バディとしての気持ちを伝えるのか、それとも自分の生い立ちを話すのか」。議論を重ねた結果、高橋が丁寧に演じてきた、原作にない要素が鍵になったと長谷川プロデューサーは明かす。

 「原作では才木の妹は出てきませんし、お母さんもまだ更生施設にいる状態なんです。小さい頃からお母さんがいないなかで育ち、異能力に対してジレンマを抱えてきたこと、そんな才木の感情を高橋さんがすごく丁寧に演じてきてくれたことで説得力が生まれた。おかげで、陣内を止めようとするシーンは大きな見どころになったと思います」

 そして、物語は最終局面に差し掛かり、より存在感を放つのが、井浦新演じるジウだ。長谷川プロデューサーは、井浦について「久しぶりの悪役ですごく嬉しいと言っていただいたのが印象的でした」と明かし、役づくりについて「僕では思いつかないアイデアをたくさんいただいた」と、井浦のクリエイティブな才能を絶賛。ジウは髪や目、爪の色も頻繁に変わっているが、撮影上の“つながり”をあえて無視することで、彼の“自由”なキャラクターを表現した。第1話の終盤で、ジウが国会議事堂に向けて能力の片鱗を見せるシーンも井浦の提案だったといい、結果として「見せておいてすごく良かった」と振り返る。

 最終話に向けて「才木家とDOPEの関係も明かされていきます」という長谷川プロデューサー。「陣内との関係もそうですが、才木優人に今後も次々と試練がふりかかってくることになります。そんななかでも、『週刊少年ジャンプ』の主人公のような、強い気持ちで立ち向かっていく姿に共感していただきたいので、最後までしっかりと描いていきます」と語った。(編集部・入倉功一)

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