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実写「ONE PIECE」ルフィ俳優が全編日本語インタビューに初挑戦 ミスチル好き、新田真剣佑との交流、シリーズの今後を語る

 Netflix実写ドラマシリーズ「ONE PIECE」で主人公モンキー・D・ルフィを演じるイニャキ・ゴドイが、先日、東京ビッグサイト(東京都江東区)で行われた「ONE PIECE DAY’25」のために来日。日本語を勉強中のイニャキが、初めて全て日本語でインタビューに応じ、「ONE PIECE」と日本への愛を語った。

【動画】日本語ぺらぺら!実写「ONE PIECE」イニャキ・ゴドイのインタビュー動画

 「ONE PIECE DAY’25」のステージでも、日本語で会場を盛り上げたイニャキ。この日は、通訳を介さずオール日本語のインタビューにも挑戦。「『海賊王におれはなる!』日本の皆さん、こんにちは! イニャキ・ゴドイです。初めまして~!」という流ちょうなあいさつに、こちらも驚きを隠せない。昨年1月から日本語の勉強を始めたというイニャキは、Mr.Childrenの「innocent world」が大好きで「カラオケに行くと絶対に歌う!」と語るなど、すっかり日本語になじんでいるようだ。

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 上達のコツを尋ねられると「たくさん本を読んだり、いい先生に教えてもらったり、ポッドキャストを聞いたり、たくさん書いたりしたら、文法と言葉がわかるようになると思います。でも、時間がたくさんかかります。だから、今日はゆっくり、易しい日本語で答えますね」と笑顔。自分の想定した答えをひらがなでメモしてインタビューに備えており、真面目で真摯な人柄がのぞく。

 日本語だけでなく、2年ほど前には、船でカリブ海に旅立ったりと、ルフィと同じく新しい世界への冒険心にあふれるイニャキ。SNSでは「ルフィそのもの」という声も多く聞かれるが、本人も「もちろん、ルフィに似ているところはたくさんあります!」と断言する。

 「冒険が大好きで、友達を作るのが得意で、食べすぎるところも似ています(笑)。僕も食べるのが大好きなんです。もちろん、僕には怖いものがたくさんあったり違うところもあるけど、毎日ルフィからたくさんのことを教えてもらっているんです」とルフィへのリスペクトをにじませる。

 そんなイニャキに、ルフィを演じる上で大切にしていることを尋ねると「ルフィの考え方を守ります」と力強く語る。「食べ物と友達、そしてワンピース(ひとつなぎの大秘宝)を大切にしていること。ルフィは何も怖くないということ。ヒーローになりたいわけじゃない、何でもできる海賊であること。この考えを守ってルフィを演じています」。

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「ONE PIECE」シーズン2より(C)尾田栄一郎/集英社

 一緒に大冒険を繰り広げる“麦わらの一味”の仲間たちは「みんな優しくて、良い友達です」と語り、サンジ役のタズ・スカイラーについて「演技のために1年間テコンドーを習っていたんです。ちょうど僕も日本語を学んでいて、“タズさん”のように僕も頑張ったら、絶対に何でもできると思えるようになったんです」と明かすなど、お互いに刺激し合っている様子。

 ゾロ役の新田真剣佑とは、2か月間、仕事の後で毎日一緒にトレーニングをして、ボードゲームの「カタン」で遊んだりしたそう。「僕が世界で一番の真剣佑ファンです。『カタン』では僕がいつも勝っていましたけど(笑)」と、仲の良さをうかがわせた。

 「ONE PIECE DAY’25」では、ついにシーズン2の予告編が初公開。「ラブーンや巨人族の姿を見て、とてもびっくりしました。撮影している時はもちろん何もなくて、空と話している気分でしたから」と興奮気味に語ったイニャキは、「今回は特にルフィが食べてる場面を楽しみにしてください。前作よりもすごいシーンになってます」と笑顔でアピール。

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 すでにシーズン3の制作も決定しており、今後の抱負を尋ねられると「ルフィを演じれば演じるほど、彼のことがもっと好きになります。だから、長い期間、ルフィの演技を続けたいです。もしチャンスがあれば、終わりまで演じたいですが、先のことはわかりません。まずはシーズン3まで頑張ります」と意欲。最後に日本のファンに向けて、「皆さん、実写版『ONE PIECE』シーズン2を絶対見てください!」と力強くメッセージを送った。(編集部・入倉功一)

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