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『KPOPガールズ!デーモン・ハンターズ』首位デビュー!Netflix初の快挙

全米ボックスオフィス考

映画『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』より
映画『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』より - (c) 2025 Netflix

 先週末(8月22日~8月24日)の全米ボックスオフィスランキングが発表され、Netflixのアニメーション映画『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』のシングアロング版が推定で興行収入1,800万ドル(約27億円)を上げて首位デビューを果たした。Netflixにとって初の首位獲得となる。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル150円計算)

『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』作品情報

 『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』は、KPOPスーパースターにして実はデーモン・ハンターでもあるルミ、ミラ、ゾーイの活躍を描いたアニメーション映画。『スパイダーマン:スパイダーバース』シリーズのソニー・ピクチャーズ・アニメーションがNetflixに売った作品で、6月20日に配信開始となるや評判に。ドウェイン・ジョンソンライアン・レイノルズガル・ガドット共演のアクションコメディー『レッド・ノーティス』(2021)を抜いて最も視聴されたNetflix映画になりそうな勢いなほか、音楽に関しても2025年アメリカで最もヒットしたサウンドトラックとなっている。

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 Netflixは今回、観客が一緒に歌えるシングアロング版を2日間だけ劇場公開。2か月前からNetflix上では観られる映画ながら、全米ボックスオフィスランキングで首位を獲得する快挙を達成した。しかも、映画館チェーン最大手のAMCでは上映されなかったのにもかかわらずだ。

 この他の初登場作品では、イーサン・コーエン監督のダークコメディー『ハニー・ドント(原題) / Honey Don't!』が興収302万5,525ドル(約4億5,000万円)で8位に入った。小さな町の私立探偵ハニー(マーガレット・クアリー)が、謎の教会にまつわる変死事件に挑むことになる。『サブスタンス』のマーガレットのほか、オーブリー・プラザクリス・エヴァンスなどが出演している。(編集部・市川遥)

8月22日~8月24日の全米ボックスオフィスランキングは以下の通り。()は先週の順位。
1(初)『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』
2(1)『ウェポンズ(原題) / Weapons』
3(2)『シャッフル・フライデー
4(4)『ファンタスティック4:ファースト・ステップ
5(5)『ザ・バッド・ガイズ2(原題) / The Bad Guys 2』
6(3)『Mr.ノーバディ2
7(6)『スーパーマン
8(初)『ハニー・ドント(原題) / Honey Don't!』
9(7)『ザ・ネイキッド・ガン(原題) / The Naked Gun』
10(8)『ジュラシック・ワールド/復活の大地

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