バンビが凶暴なモンスターに！『子鹿のゾンビ』決死の逃走シーン本編＆新場面写真が解禁

　児童文学の名作として知られる「バンビ」が、凶暴なモンスターとなって人間を襲う実写映画『子鹿のゾンビ』（8月29日全国公開）の本編映像と新たな場面写真が解禁された。また、初日特典となる日本オリジナルポストカードの配布が決定し、ビジュアルも初公開となった。

【動画】狂獣バンビからの決死の逃走！『子鹿のゾンビ』本編映像

　原作は、オーストリアの作家フェーリクス・ザルテン氏が1923年に発表した児童文学「バンビ 森の暮らし」。多くの人が知るディズニーアニメ版とは異なり、原作は野生動物の厳しい世界を描いた成長記であり、ホラー界の巨匠スティーヴン・キングも「幼少期に最も影響を受けたバンビは、私の恐怖体験と想像力の原点」と語っている。本作では、森で幸せに暮らしていたバンビが、人間によって母鹿と妻を失い、さらに子鹿までも行方不明になってしまう。また、自身も化学薬品をそれと知らずに飲んでしまったことで、モンスター・ゾンビへと変貌する。バンビは全てを奪った人間への復讐と、行方不明になった子鹿との再会のため、鋭いツノと凶暴な牙を武器に人間狩りを始める。

　公開されたのは、人間たちが狂獣バンビから決死の逃走をはかる様子を捉えた本編映像。森の中の一軒家に襲来したバンビが、前足で扉を開けようとする鹿らしからぬ知能を発揮する姿や、外に逃げ出した住人がバンビに猛突進され、鋭いツノで突き上げられる衝撃的なシーンが映し出されている。

　初日特典として配布されるポストカードは、可愛らしいバンビととんすけのイラストが描かれたもの。しかしよく見ると口から血が滴っているという、不気味なビジュアルとなっている。（加賀美光希）