『ロッキー』誕生を描く伝記映画、スタローン役が決定!

ボクシング映画の金字塔『ロッキー』(1976)誕生のドラマを描く映画『アイ・プレイ・ロッキー(原題) / I Play Rocky』で、シルヴェスター・スタローン役をアンソニー・イッポリートが務めるとEW.comほか各メディアが報じた。
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Amazon MGM スタジオが製作する本作は、無名時代のスタローンが『ロッキー』の脚本を書き上げ、自ら主演を務める姿を追う伝記映画。『グリーンブック』(2018)、『メリーに首ったけ』(1998)のピーター・ファレリー監督がメガホンを取る。
主演のイッポリートは、『アイ・プレイ・ロッキー(原題)』の企画を知るとプロデューサーのトビー・エメリッヒとクリスティアン・バハに自主的にオーディションテープを送ってスタローン役を射止めたといい、MGMは声明で「この大胆な行動が、役を勝ち取ることにつながりました。それはまさに『アイ・プレイ・ロッキー』が称える粘り強さを体現するものです」と述べている。
イッポリートは、『ゴッドファーザー』(1972)製作の舞台裏をドラマ化した「ジ・オファー/ゴッドファーザーに賭けた男」(2022)で、スタローンの友人でもある、アル・パチーノを演じている。
スタローンは無名時代の1975年に観戦した「モハメド・アリ対チャック・ウェプナー」戦に感銘を受けて『ロッキー』の脚本を執筆。スタジオからの多額の脚本料を蹴ってまでも自らの主演にこだわり、見事アメリカンドリームを手にしたとされている。(編集部・入倉功一)


