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『トロン:アレス』ライトサイクルは実写で撮影 6週間バンクーバーの町を夜間閉鎖

 ディズニー製作の人気実写映画『トロン』シリーズ最新作『トロン:アレス』(10月10日日米同時公開)から、「可能な限り実写で撮影した」というヨアヒム・ローニング監督らの証言をまとめた特別映像が公開された。

【動画】カナダの町を封鎖して撮影!『トロン:アレス』特別映像

 世界で初めて長編映画としてCGを本格導入した『トロン』1作目(1982)は、現実世界からコンピューター・システムの“デジタル世界”に送り込まれた天才技術者ケヴィン・フリンの冒険を描いたアクション。当時の革新的な映像体験は、ハリウッドの名だたる映画監督や名作映画に影響を与えてきた。

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 前作『トロン:レガシー』(2010)から15年の月日を経て誕生した最新作は、「トロンを現実世界へ連れて行く」と語るローニング監督の言葉通り、現実世界でAIプログラムの実体化が成功し、デジタル世界の“超高度AIプログラム”が現実世界へと襲来する。

 劇中では、シリーズを代表する乗り物・ライトサイクルが現実世界の道路を駆け抜ける。このシーンを撮影するため、製作陣は6週間もの間、夜間のカナダ・バンクーバーの町を閉鎖したという。主人公の最強AI兵士・アレスを演じるジャレッド・レトーは「最高だよ。子供の頃から大好きだし、ライトサイクルにも乗れた」と実際のシーンと共に振り返っている。

 また、『トロン』1作目からケヴィン・フリンを演じているジェフ・ブリッジスは「オリジナルから『トロン:アレス』への進化は本当に素晴らしい。アレスは、生きることを望むプログラム」とシリーズの進化について言及し、アカデミー賞受賞コンビ・NINナイン・インチ・ネイルズ)が手がけるテクノロックな劇中音楽も重要なエッセンスであることを明かした。(編集部・倉本拓弥)

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