“母の愛”が怖い…ポルトガル発ホラー『アメリアの息子たち』戦慄の予告編公開

アンディ・ムスキエティやデヴィッド・ロバート・ミッチェルなど、数々のホラー映画作家を輩出したジェラルメ国際ファンタスティック映画祭で、審査員賞を受賞したポルトガル発のホラー映画『アメリアの息子たち』(10月25日 渋谷シアター・イメージフォーラムで公開)の予告編が公開された。
物語は、ニューヨークに暮らす青年エド(カルロト・コッタ)が、誕生日に贈られたDNAキットをきっかけに、生き別れた双子の兄と母の存在を知ることから始まる。恋人のライリー(ジャック・ヘヴン)と共にポルトガル北部の森深くにある大邸宅を訪れたエドは、母アメリアとの再会を果たす。しかし、感動の再会は次第に不穏な空気に覆われ、血の繋がりを超えた“おぞましい真実”や、その土地の“忌まわしき過去”に直面することになる。監督・脚本・プロデューサーを務めるのは、第71回カンヌ国際映画祭で国際批評家週間グランプリを受賞した『ディアマンティーノ 未知との遭遇』のガブリエル・アブランテス。ホラー映画を手掛けるのは、本作が初となる。
公開された予告編では、生き別れた双子の兄と実母との感動の再会シーンや、次第に不穏な空気に覆われ、“母の愛”が狂気へと変容していくさまが映し出されている。(加賀美光希)


