YOASOBI、三谷幸喜ドラマの主題歌に決定!連ドラ楽曲提供は初

三谷幸喜脚本、菅田将暉主演のフジテレビ系10月期ドラマ「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(10月1日スタート、毎週水曜22時~※初回30分拡大)の主題歌が、音楽ユニット・YOASOBI書き下ろしによる「劇上」に決定した。本日(21日)、都内で行われた完成披露試写会イベント内で発表された。YOASOBIにとって連続ドラマに楽曲を提供するのは初となる。
本作は1984年の渋谷を舞台にした青春群像劇で、脚本・三谷の半自伝的要素を含んだオリジナルストーリー。菅田将暉、二階堂ふみ、神木隆之介、浜辺美波、小林薫、坂東彌十郎、井上順らが出演する。
主題歌「劇上」は、三谷の私小説「劇場ものがたり」を原作に制作。YOASOBIがドラマと真摯(しんし)に向き合い、“この世界は舞台であって、人間はみんな役者である”というテーマを軸に紡がれる。10月1日に結成6年を迎えるYOASOBIにとって初の試みとなる、コンポーザー・Ayaseのボーカル参加も実現。「劇上」の音源は初回放送内で解禁となる。
本日(21日)には都内の映画館で脚本の三谷、主演の菅田らキャストが登壇する完成披露試写会イベントを開催。突如スクリーンにYOASOBIの二人がビデオメッセージで登場し、本作の主題歌を手がけることを発表した。
YOASOBI、プロデュース・金城綾香のコメントは下記の通り。(石川友里恵)
YOASOBI
「音楽という形でこの作品に携わらせていただき大変光栄に思っております。楽曲を制作しながらワクワクして、このドラマがどんな仕上がりになっているのか私たちも楽しみにしています。この『劇上』は三谷さんがお書きになった自伝の小説が原作になっています。全力でドラマにお力添えできるように頑張ろう、という意気込みで作らせていただきました。事前に台本を何度も読ませていただきましたし、レコーディングも何回も録りました。何回もミックスチェックし、歌詞も何度も書き直しました。そして、“この世界は舞台であって、人間はみんな役者である”というシェイクスピアの思想とも向き合い、いろいろと思考を巡らせて難航もしましたが、今のYOASOBIに出せるアンサーを最終的に出すことができて満足しています。ドラマと一緒に楽しんでいただけたらうれしいです」
プロデュース・金城綾香(フジテレビ第1スタジオ)
「初めてデモを拝聴した時に、なんて贅沢(ぜいたく)な時間に立ち会わせていただいているんだろうと、胸が震えました。ドラマの舞台は1984年で、そこで上手く生きていけずにもがいている人々の物語なのですが、毎日を一生懸命生きているのは2025年の私たちだって何にも違いはないんじゃないかと思わせてくれる曲です。スタイリッシュでかっこいいのに、この曲から香ってくるのは泥臭さや汗とか、そういう人間の匂いでした。主題歌に合わせたエンディング映像も収録しました。ぜひ曲と合わせて本編でご覧いただきたいです!」


