『スパイダーマン』最新作、トム・ホランドの新スーツはトビー&アンドリュー版オマージュ

映画『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』で主演のトム・ホランドが着用する新スーツは、トビー・マグワイア&アンドリュー・ガーフィールドが演じた歴代実写スパイダーマンのスーツデザインにオマージュを捧げていると、トムがComplexに認めた。
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3人は、前作『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(2021)で奇跡の共演を果たしており、トムふんする主人公ピーター・パーカーは、マルチバースからやってきた“ピーター2”(トビー)と“ピーター3”(アンドリュー)の協力を得て、凶悪なヴィラン軍団に勝利した。『ブランド・ニュー・デイ』は同作のその後の世界を描くとされており、世界中の人々の記憶から存在を消されたピーターが、“親愛なる隣人”として新たな一歩を踏み出す。
これまでスターク・インダストリーズ製のハイテクスーツを着用していたピーターは、最新作ではスーツを新調することがすでに判明している。撮影開始にあわせて全世界公開されたフッテージ映像では、トビー版&アンドリュー版を彷彿させるデザインの新スーツが映っており、ファンの間では、彼らにリスペクトを捧げたものではないかと考察が白熱していた。
そしてこの度、トムは新スーツが先輩たちにオマージュを捧げたものだと公式で認めた。「みんなトビーやアンドリューのスーツへのオマージュに気づいてくれて本当に嬉しい」と切り出すと、「3作目(『ノー・ウェイ・ホーム』)は彼らへのリスペクトを示す作品でした。彼(ピーター)が“お兄ちゃんたち”を見て、彼らのスーツの細かい部分を“すごくカッコいい”と思っている。そして、自分自身のスーツを作り、もはや大きなチームの一員ではなくなった。そういうアイデアがとても気に入っています」と前作での出会いが、今作のスーツに反映されていることを明言した。
『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』は2026年夏に日本公開。撮影は8月からスタートしているが、現地時間9月19日にトムがスタントに失敗し、軽い脳震盪(のうしんとう)を起こしたことで、現在は一時休止中となっている。(編集部・倉本拓弥)


