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高畑淳子&宇野祥平、大泉洋主演・野木亜紀子脚本「ちょっとだけエスパー」出演決定

連続ドラマ「ちょっとだけエスパー」(高畑淳子、北村匠海、大泉洋、宮崎あおい、ディーン・フジオカ、宇野祥平)
連続ドラマ「ちょっとだけエスパー」(高畑淳子、北村匠海、大泉洋、宮崎あおい、ディーン・フジオカ、宇野祥平) - (C)テレビ朝日

 高畑淳子宇野祥平が、大泉洋主演のテレビ朝日系・連続ドラマ「ちょっとだけエスパー」(10月21日スタート、毎週火曜よる9:00~9:54)に、エスパー役で出演することが、23日に発表された。

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 『ラストマイル』(2024)の野木亜紀子による完全オリジナル脚本となる本作は、会社をクビになり、家族も貯金も失ったサラリーマン・文太(大泉)が、謎の会社「ノナマーレ」の最終面接に合格し、“ちょっとだけエスパー”として「世界を救う」仕事を任されるジャパニーズ・ヒーロードラマ。大泉のほか、宮崎あおい(※崎=たつさき)、ディーン・フジオカ北村匠海が出演する。

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 高畑が演じるのは、文太と同じく“ちょっとだけ”の能力をもつ円寂(えんじゃく)。彼女は、念じるとほんのりものを温めることができる「レンチン系エスパー」だが、その出力は200W程度しかなく、お湯を沸かすにもちょっとぬるめ。これには高畑本人も「お湯が温まっていいことあります(笑)?」と思わず苦笑し「あまり役に立たない能力ですが、それがミソだと思います」と語る。

 そして、『ラストマイル』で無理を強いられる下請け業者を演じ、その悲哀と活躍で話題を呼んだ宇野が、再び野木の脚本作品に参加。相棒の柴犬・佐助をはじめ、大好きな動物に囲まれてくらすエスパー・半蔵を演じる。

 半蔵は、ちょっとだけ動物と話せる「アニマルお願い系エスパー」なのだが、いかんせん“ちょっとだけ”の能力のため、あまり言うことを聞いてもらえない。宇野自身も、佐助とのコンビネーションについても「賢くて、かわいいんですが、今のところは劇中と同じで…あまり僕の言うことは聞いてくれません(笑)」と苦笑。野木脚本への信頼は絶大で「『新しいヒーローものを作る!』という思いが伝わって、僕もヒーローものが好きなのでうれしかった」「再び野木さんの脚本作に参加できることを大変うれしく思いました」と出演の喜びを語っている。

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 本作のキャストは火曜日に順次発表されており、次週30日には、文太らをエスパーにした張本人である「ノナマーレ」の社長が明かされる。大泉は「『イケメン俳優を挙げてください』と言われたら、やっぱりこの方の名前が挙がってくるんじゃないでしょうか。でも、キレイな顔をしているけれど、非常に愉快な男ですよ。そして、意外とツッコミ体質なんです。だから彼の前でボケたり、イジッてあげると光ります(笑)」とキャストのヒントをあげている。(編集部・入倉功一)

高畑淳子(円寂・役)コメント

ーー本作に出演が決まった時のお気持ちと、台本を読まれた感想をお聞かせください

私、大泉洋さんが大好きなんです。宮崎あおいさんも「篤姫」以来久々ですし、好きな俳優さんばかりが出られるので、お話をいただいて本当にうれしかったです。
そして、ヒットメーカーでいらっしゃる野木さんの噂もかねがね伺っておりました。さすが台本が面白い! 演じるということを置いておいても「早く次が読みたい!」となる、読み物としても本当に楽しい脚本です。野木さんとご一緒するのは初めてなんですが、「すごいことに挑戦するんだな」と思いました。

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ーー《念じるとほんのりあったかくなるレンチン系エスパー》円寂というキャラクターの印象は?

まだ言えないことも多いのですが、円寂さんにも過去に何かあったんだろうな…という片鱗を感じられると思います。芝居に関してはほぼ自分のまま、ワーキャーしながら楽しんでいる状況です。エスパーに関しては…お湯が温まっていいことあります(笑)? 「ハッ!」と念じるんですが“コンロにかけりゃいいじゃない!”というぐらいのもんです(笑)。あまり役に立たない能力ですが、それがミソだと思います。

ーー撮影現場の雰囲気はいかがですか?

大泉さんのお人柄もあって、芝居の現場だということをすっかり忘れてしまうくらい(笑)、和気あいあいとしています。たこ焼きを焼いたときには「あとで食べようね」とか、本当に居心地が良くて楽しいです。

ーー《ジャパニーズ・ヒーロードラマ》にちなみ、高畑さんにとってヒーローといえる存在は?

昔から卓越した運動能力のある人が私にとってもヒーローでした。ジャイアント馬場さん、長嶋茂雄さん、力道山さん、裸足で走ったアベベ・ビキラさん。そして水泳が強かった時の400m個人自由型の古橋廣之進さんとか…古くてあまりわからないかな(笑)? 
あと、卓越した能力以外に、“誰かを救う”ヒーローという意味では、鉄腕アトムですね!

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ーーもしエスパーになれるとしたら、どんな能力がほしいですか?

見たら全部のセリフを瞬時に覚えられて、パッとそのページが出てくる能力がほしいです。私、人の顔もすぐに忘れてしまうんですよ。だから見たものを脳に写真として取り込める力があったらいいですね。

ーー最後に、放送を楽しみにしている視聴者の皆さんにメッセージをお願いします

タイトルもちょっと不思議で、あまり聞いたことのないドラマになるかもしれません。最初はちょっと違和感があるかもしれませんが、絶対やみつきになります。皆さん、10月にお会いしましょう!

宇野祥平(半蔵・役)コメント

ーー本作に出演が決まった時のお気持ちと、台本を読まれた感想をお聞かせください

プロデューサーの貴島さんからいただいた企画書を読んだときに、大泉さん主演の“新しいヒーローものを作る!”という思いがすごく伝わってきたんです。僕もヒーローものが好きなので、うれしかったですし、久しぶりに大泉さんとご一緒出来る事が、とても楽しみでした。
そして野木亜紀子さんが、SFヒーロードラマの脚本を書かれると聞いて、“いちファン”として只々観たいと思いましたし、再び野木さんの脚本作に参加できることを大変うれしく思いました。
笑いの裏にある表裏一体の、何か、を考え続けてしまう素晴らしい脚本です。

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ーー《アニマルお願い系エスパー》半蔵というキャラクターの印象は?

まだ言えないことばかりなのですが、僕自身動物と話せたらいいのにと思ったことがあります。
岩波少年文庫の「ドリトル先生シリーズ」が好きなので、自分が演じる半蔵がちょっとだけ動物と話せるのがうれしいです。相棒の柴犬・佐助は本当に賢くて、かわいくて、おとなしくて、素晴らしいです! 
でも今のところは劇中と同じで…あまり僕の言うことは聞いてくれません(笑)。

ーー撮影現場の雰囲気はいかがですか?

大泉さんを中心に宮崎さん、ディーンさん、高畑さんはじめ共演者の皆さんや監督、スタッフの皆さんがとても明るく、いいチームなので、楽しい雰囲気の中で撮影が進んでいます。

ーー《ジャパニーズ・ヒーロードラマ》にちなみ、宇野さんにとってヒーローといえる存在は?

パッと頭に浮かぶのは、勝新太郎さんの『座頭市』です。
特に好きなのはテレビ版の勝新太郎さんが監督もされた『二人座頭市』という回です。

ーーもしエスパーになれるとしたら、どんな能力がほしいですか?

やっぱり半蔵と同じように動物と話せたらいいですね。色々聞いてみたいことが沢山あります。

ーー最後に、放送を楽しみにしている視聴者の皆さんにメッセージをお願いします

話せないことばかりですが、個人的には作品を観る時は予備知識がない状態で観ることが好きなんですが、この「ちょっとだけエスパー」はまさに予備知識なく観てもらうのが理想かもしれません。想像もつかない物語が待っています。ぜひ期待していてください。

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