『コマンドー』女優、豊胸用インプラント除去を報告「性的な対象とされた体を手放す」

映画『コマンドー』やドラマ「チャームド~魔女3姉妹」などで知られる女優のアリッサ・ミラノ(52)が、豊胸用インプラント除去手術を受けたとInstagramで明かした。
アリッサは手術前、手術着姿の自身の写真と共に長文メッセージを投稿。「今日、わたしは偽りの物語を、わたしの一部ではなかった部分を手放します。性的な対象とされ、虐待された体を手放します。魅力的になるために、愛されるために、成功するために(豊胸が)必要だと信じ込んでいたのです。そしてこうする(豊胸用インプラント除去手術を受ける)ことで、娘のベラを同じような不健全な考え方から解放できたらと思っています」
豊胸用インプラント除去手術を受けることを決めたアリッサだが、インプラントを入れている他の女性を批判するつもりはないとのこと。「明確にしておきたいのは、インプラントを選ぶことで自由と美しさを見いだす女性たちもいるということです。わたしにとっては間違ったことでも、彼女たちには正しいことなのかもしれません。わたしたちがそれぞれのやり方で、女性らしさと自由を見つけられることをとてもうれしく思っています」
「今日、わたしは愛されていて、女性らしく、魅力的で、成功しています。それはわたしのインプラントのおかげではありません。インプラントが無くなっても、わたしはそうした存在のままなのです」「今日、わたしは本当のわたしであり、自由なのです」と心境をつづったアリッサ。なお、その後の手術は無事成功したといい、「ベッドで心地よくしながら、ママが作ってくれたごはんを食べています。皆さん、優しい言葉をありがとう。応援に感謝しています」と投稿を更新した。
アリッサと夫のデヴィッド・ブグリアリとの間には、先の文章でも言及された11歳の長女エリザベラのほか、14歳の長男マイロがいる。(朝倉健人)


