BE:FIRST、実写『WIND BREAKER』主題歌に決定！JUNONが作詞に参加「思いを込めました」
にいさとるのヤンキー漫画を水上恒司主演で実写化する映画『WIND BREAKER／ウィンドブレイカー』（12月5日公開）の主題歌をダンス＆ボーカルグループ・BE:FIRSTの書き下ろしによる「Stay Strong」に決定し、同楽曲を用いた予告編とポスタービジュアルも公開された。BE:FIRSTのメンバーで、同作に杉下京太郎役で出演するJUNONも作詞に参加しており、JUNONは「初めて自分が出演する作品に、グループとしても携わることができてとても光栄です。さらに作詞にも携わらせていただいたのですが、自分が思う「WIND BREAKER」のイメージや主人公桜の心情などを散りばめておりますので、注目していただけたら嬉しいです」とコメントを寄せている。
原作は、2021年にマガジンポケットで連載が開始され、わずか4年で世界累計発行部数1000万部を突破した「WIND BREAKER」。翌年「全国書店員が選んだおすすめコミック 2022」受賞し、2024年にテレビアニメ化。今年4月期に第2期が放送された。ケンカだけが取り柄の孤独な高校生・桜遥（水上）が、不良の巣窟と恐れられる風鈴高校のてっぺんを目指して街にやってくる。しかし、彼が目にしたのは、街を守る存在となった正義の不良集団・防風鈴だった。桜は戸惑いながらも、防風鈴の一員として仲間と共に街を守るための戦いに身を投じていく。監督は『東京喰種 トーキョーグール』『ブルーピリオド』などの萩原健太郎。
主題歌「Stay Strong」は、BE:FIRSTを生んだプロデューサー、アーティストのSKY-HIと、藤井風や米津玄師らアーティストのプロデュースや楽曲提供を務め本作の劇中音楽も手掛ける音楽プロデューサー・Yaffleによる共同プロデュース。初コラボとなる両者が、作品から受けたインスピレーションを基にセッションを重ねて作り上げ、重低音のサウンドとラップを軸にしたメロディが印象的な楽曲だ。
作詞は、本作で防風鈴の総代・梅宮（上杉柊平）に忠誠を尽くす荒くれ者の杉下京太郎を演じるJUNONも参加。本作が本格演技初挑戦となり、グループでの雰囲気とは打って変わった眼光鋭い長髪姿に変身。「勝ちか負けだけが正義なんじゃない」「その先に 強さがある 守るものを見失うな」「自分を曲げるな 目を逸らすな」という作品のストーリーやメッセージを取り入れた力強い歌詞となっている。
「Stay Strong」を用いた予告映像では、沖縄の街に組まれたオープンセットで、俳優陣がダイナミックかつ疾走感のあるアクションを繰り広げている。そして、それぞれのキャラクターの心境が現れたセリフと共に、桜と仲間たちの距離が縮まっていく様子がエモーショナルに展開される。なお、映像のナレーションを、アニメ版で桜の声優を務める内田雄馬が担当している。
JUNON（BE:FIRST）、SKY-HI、Yaffleのコメント全文は下記の通り。（石川友里恵）
JUNON（BE:FIRST）
主題歌ありがとうございます！ 初めて自分が出演する作品に、グループとしても携わることができてとても光栄です。さらに作詞にも携わらせていただいたのですが、自分が思う「WIND BREAKER」のイメージや主人公桜の心情などを散りばめておりますので、注目していただけたら嬉しいです。作品をさらに色付けできる曲になるよう、思いを込めましたので、楽曲も楽しんでいただけたら嬉しいです！
SKY-HI
"勝ちか負けだけが正義なんじゃない 守れ"このラインに全てがこもっていると思っています。正義の反対は悪ではなくまた別の正義とは良く言いますが、善も悪もそれぞれの物差しで、人間が生きる以上どうしても分かり得ぬ部分というのは存在すると思いますが、自分の大切にしているものを守るという気持ちは尊重されるべきだと思いますし、映画のように直接的なアクションでなくとも自分が自分であるために守りたいものは確かにあるよな、と、自分の背筋を見直せました。あとシンプルに友情に胸がアツくなりました笑。
Yaffle
今回初めて BE:FIRST, SKY-HI さん達と曲作ってそのクリエイティブを優先させる姿勢のおかげで楽しく作業できました:) “ヤンキー＝ロック音楽”の再解釈を裏テーマに仕上げたこの曲は、映画の防風鈴よろしく堂々と時代を切り開いていく BE:FIRSTを表象できるようなものになりました。誰かをぶん殴りたくなった時にこの曲聴いて、考え直して、ぶん殴らないようにしてください。
