『アバター』最新作の特別映像が公開！『アバター２』再上映の最後に

　『アバター』シリーズ最新作『アバター：ファイヤー・アンド・アッシュ』（12月19日日米同時公開）の特別映像が、10月3日から1週間限定で3D再上映されるシリーズ2作目『アバター：ウェイ・オブ・ウォーター』のエンドロール後に上映されることが決定した。

【画像】『アバター：ファイヤー・アンド・アッシュ』本ポスタービジュアル＆場面カット

　『アバター』シリーズは、神秘の星パンドラを舞台に、先住民族ナヴィが侵攻する人間の脅威に立ち向かう物語。人間とナヴィのDNAを組み合わせた肉体“アバター”となった元海兵隊員ジェイク（サム・ワーシントン）が、ナヴィの一員として家族のために戦う姿が描かれる。最新作には、ナヴィの悪役アッシュ族を率いるヴァラン（ウーナ・チャップリン）が初登場し、物語はさらに激化する。

　この特別映像の上映は、最新作の一部を垣間見ることができる貴重な機会となる。ジェームズ・キャメロン監督は、このシリーズが持つ“劇場体験”の重要性を強調し、最高の環境で鑑賞することで、「没入感が深まり、美しさや驚嘆の感覚、そして映画の感情表現がより強く心に響く」とコメントしている。

　監督は、最新作について「間違いなく三作の中で最も感情的で、おそらく最高の出来」と自信を見せている。物語については、主人公たちが「人間の侵略者たちとの戦いにまだ勝てていないという現実に向き合っている」と解説し、戦闘が激化する中で「喪失感を抱えながら」戦いに向かう姿が描かれていることを明かした。

　『アバター：ウェイ・オブ・ウォーター』の再上映は、IMAX 3Dやドルビーシネマ3D、4Dなど多様な形式で展開される予定で、その壮大な世界を存分に堪能できる。監督自身が「心を打たれる作品」と太鼓判を押す最新作への期待は、この特別映像によってさらに高まるだろう。（加賀美光希）