大竹しのぶ『TOKYOタクシー』で木村拓哉と初共演!声の出演で姉弟役に

大竹しのぶが、山田洋次監督の最新作『TOKYOタクシー』(11月21日公開)に声の出演で参加することが発表された。大竹は、木村拓哉が演じるタクシー運転手・宇佐美浩二の姉・圭子の声を務める。大竹と木村は、過去に同じ作品に出演したことはあったが、二人で芝居をするのは今回が初めてとなる。
本作は、人生の終活に向かう85歳の高野すみれ(倍賞千恵子)と、鬱々とした日々を送るタクシー運転手の宇佐美(木村)が出会い、二人の人生が大きく変わるさまを描く感動のヒューマンドラマ 。東京・柴又から神奈川・葉山へと向かう旅で、すみれの思い出の地を巡るうちに、彼女の壮絶な人生が明らかになっていく。
大竹が出演するのは、タクシーの車検代や家の更新料など、家計に頭を悩ませる浩二が、姉の圭子に電話越しに「お金を貸してほしい」と頼み込むシーンだ。
念願の木村との共演は果たせたが、声の出演だったことに対し大竹は「今回は声だけの出演だったのが残念で、今度こそちゃんと顔と顔を見てお芝居できるといいな」とコメントを寄せた。
また、1998年の『学校III』以来、27年ぶりの山田組への参加となった大竹は、「監督がとても細かく指示してくださることが懐かしくて、“ああ、やっぱりいいな”と思いました」と久々の山田組での撮影を振り返った。本作については、「本当に夢のような、心が温かくなるお話で、山田監督が本当に作りたくて作る映画の一つだと思います。ぜひ楽しみにして下さい」と語っている。大竹のコメント全文は以下の通り。(加賀美光希)
大竹しのぶ/宇佐美圭子役
Q.久しぶりの山田組の参加について
監督がとても細かく指示してくださることが懐かしくて、「ああ、やっぱりいいな。これだけの出番じゃ寂しいな」と思いました。久しぶりに山田組に参加したことで、丁寧に丁寧に映画を撮ることの大切さを改めて実感しました。
Q.木村との共演について
私、実は木村さんとドラマや映画で共演したことがなくて。もちろん今までお会いしたことはあったんですが、(共演は)初めてだったので嬉しかったです。でも今回は声だけの出演だったのが残念で、今度こそちゃんと顔と顔を見てお芝居できるといいなと思います。
Q.『TOKYO タクシー』を楽しみにしている方へのメッセージ
本当に夢のような、心が温かくなるお話で、山田監督が本当に作りたくて作る映画の一つだと思います。
ぜひ楽しみにしてください。


