福士蒼汰が台湾映画に初出演！『花臉猫：修羅道』でアクションに挑む
俳優の福士蒼汰が、台湾映画『花臉猫:修羅道』（かれんねこ:しゅらどう）で台湾映画初出演にして主演を務めることが決定した。福士の海外作品への出演は、2022年の「THE HEAD」シーズン2や、今後配信予定のNetflix Korea「この恋、通訳できますか？」に続く3作目となる。
本作は台湾の日本統治時代を舞台にしたアクションエンターテインメントで、福士は武術に秀でた警察官・清水翔を演じる。福士と共ともにダブル主演を務めるのは、台湾の若手女優、韓寧（ハン・ニン）。彼女は顔に傷跡を持つ復讐者“花臉猫”を演じ、警察官連続殺人事件をきっかけに、清水と花臉猫、二人の運命が交錯していく。
「仮面ライダーフォーゼ」など、アクション作品の経験が豊富な福士。合気道やパルクールで培った高い実力は、「リハーサル1回で本番に臨める」と監督から絶賛されたという。一方、韓は本作が映画初主演ながら、役作りのため約1年間のトレーニングを重ね、ボクシングや日本語なども学んだ。
監督を務めるのは、台湾で注目されている若手監督の王逸帆（ワン・イーファン）。本作では、監督、脚本、撮影、編集をすべて一人で手掛けている。王監督は、福士に出演を依頼するため特別に日本へ飛んで面談したと語り、福士の出演を“幸運”と評している。
今回の出演発表と同時に、メイキング映像と場面写真も解禁された。メイキングでは、制服姿の凛々しい福士が、監督やスタッフ、キャストたちとともに試行錯誤しながら作品をつくり上げていく様子や、韓がアクションに挑む姿などが収められている。本作は、2026年秋以降に台湾で公開される予定。日本での公開は未定だ。福士のコメント全文は以下の通り。（加賀美光希）
福士蒼汰
自分の夢は場所を問わず世界中で活躍することです。その中でも台湾という場所で台湾の方々と一緒に仕事をする事はすごく嬉しいと思いましたし、自分の可能性を広げる場所になるだろうと思いました。台湾ではアクション作品が少ないと聞いていたので、このようなアクション作品で自分が今までやってきた武術や経験を生かしたいと思います。撮影としては基本的に日本も海外も同じですが、やはり言語の違いが僕にとって大変な部分です。ただ、言葉が分からないからこそ、自分に集中してお芝居と向き合えるのでとても貴重な経験をさせてもらってます。共演の韓寧さんは表情も柔らかく、目が合うとニコッと笑いかけてくれるのですが、お芝居になると感情が激しく、普段とギャップがあり、とても素敵な俳優だと感じました。