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『ヒート2』AI技術を導入へ マイケル・マン示唆「老化&若返りは非常に重要」

画像は『ヒート』のアル・パチーノ&ヴァル・キルマー
画像は『ヒート』のアル・パチーノ&ヴァル・キルマー - Warner Brothers / Photofest / ゲッティ イメージズ

 巨匠マイケル・マン監督が、次回作として準備を進めている代表作『ヒート』(1995)の続編で、AI(人工知能)を試験的に導入する可能性を示唆した。Varietyなどが報じている。

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 アル・パチーノロバート・デ・ニーロヴァル・キルマーらが豪華共演を果たした『ヒート』は、ロサンゼルスを舞台に、プロの強盗団と彼らを追う刑事を描いたクライムアクション。続編は、マン監督とメグ・ガーディナーが共同執筆した続編小説が原作とされており、レオナルド・ディカプリオが亡くなったキルマーの後任として、クリス・シヘリス役で出演交渉に入っている。

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 同サイトによると、マン監督はリュミエール映画祭(フランス・リヨン)の記者会見にて、『ヒート2』におけるAI使用について言及。「私は何の目的もなしにテクノロジーを試すことはない」と前置きしつつ、「物語上あるいは芸術的な点で必要である時にのみ、テクノロジーを深く掘り下げる」とコメント。続編小説では、ニール・マッコーリー(デ・ニーロ)の前日譚とクリスの後日譚がそれぞれ描かれており、AI技術を駆使して俳優の加齢や老化を表現する意図があるとみられる。マン監督は「続編では老化や若返りが非常に重要になると思う」とも語っている。

 『ヒート2』の公開日は未定だが、マン監督は2026年夏の撮影開始を望んでいる。製作スタジオは、ワーナー・ブラザースから Amazon MGM Studios 傘下のユナイテッド・アーティスツに移り、『トップガン マーヴェリック』などで知られるヒットメイカーのジェリー・ブラッカイマーが製作総指揮に名を連ねている。(編集部・倉本拓弥)

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