Snow Man佐久間大介、映画『ナイトフラワー』内田組で見せる新たな一面に自信

Snow Man の佐久間大介が28日、都内で行われた映画『ナイトフラワー』(11月28日公開)の完成披露試写会に登壇。トレードマークのピンク髪と笑顔を封印し、かつてないキャラクターに挑んだ心境や役づくりを語った。この日は、北川景子、森田望智、渋谷龍太(SUPER BEAVER)、田中麗奈、光石研、内田英治監督も来場した。
『ミッドナイトスワン』(2020)などの内田監督が“真夜中シリーズ第二弾“として原案・脚本・監督を手掛けた本作は、借金取りに追われて東京に逃げてきた母・永島夏希(北川)が、二人の子供の夢を叶えるためにドラッグの売人となり、危険な世界にはまっていく姿を描くヒューマンサスペンス。罪とは何か、愛とは何か、その境界線を問いかける。
『マッチング』(2024)、『スペシャルズ』(2026年公開予定)でも内田監督とタッグを組み、本作では森田演じる格闘家・多摩恵に思いを寄せながらも危険な道に導いてしまう海を演じた佐久間は、「皆さんが最初に観るお客様なので、どんな感想を持って帰ってくれるかワクワクしています」と笑顔であいさつ。
内田監督は過去、北川や森田とも一緒に作品作りをしていることから「みなさんの第二章、新しい演技というか、底に眠っているものを出したいなと思って、ご一緒させていただきました。まだ見ぬ皆さんのいい部分を……と思いながら」と打ち明ける。佐久間は「嬉しいですね」と喜びつつ、「前に出させてもらった内田組の作品の中のキャラクターとは全然違って、より自然な子だったり、自然なしゃべり方とかを研究させてもらいながら挑ませてもらったので、観てもらえるのが楽しみです」と期待を寄せた。
さらに佐久間は「内田監督ってオシャレで、着ているジャージとかが格好良くて『ほしいです。ください』と言ったら、次の日、『買ってきたから』って新品のやつをくれました。クリスマス時期に撮ったりもしていたので、僕にとってはサンタクロース。ありがとうございます。いろんな人に(プレゼントを)あげたり、差し入れしたり、温かい現場だと感じました」と現場の様子を笑顔で振り返った。
また、作品にちなんで、「もう一つの顔を持つとしたらどんな顔?」という質問が飛ぶと、佐久間は「内田監督」と答え、「監督業だけじゃなくて、原案と原作と演出とっていう、いろんなことをやっているじゃないですか。そこへのリスペクトがすごくて。何かを作れるクリエイターの方って本当にすごいなと心から尊敬しています。こんな見た目の僕が『ナイトフラワー』みたいな作品を書けたら、めっちゃ面白いだろうなと思って。そういうのをやってみたいなという思いで『内田監督』をやりたい」と説明していた。(錦怜那)


