米津玄師「1991」、実写『秒速5センチメートル』本編映像とリンクするスペシャルムービー公開
26日、松村北斗が主演を務める実写映画『秒速5センチメートル』の主題歌で、米津玄師が歌う「1991」（ナインティーンナインティワン）の、映画本編映像を使用したスペシャルムービーがYouTubeで公開された。
『秒速5センチメートル』は、2007年に新海誠が発表した連作アニメーションを、写真家・映像作家の奥山由之監督が卓越した映像美で実写化した作品。1991年に出会い、小学校を卒業後に離ればなれになった少年と少女が、中学1年の冬に再会し、18年後に同じ場所で会う約束を交わす。同じ時を異なる速さで歩んだ二人が、ひとつの記憶の場所へと向かっていく。
「1991」は、原作の世界観をリスペクトしながら、1991年に生まれた米津が、主人公に自らを重ねて書き下ろした主題歌。公開された映像では、主人公・遠野貴樹がヒロイン・篠原明里と出会った、1991年の日々からはじまる18年間の物語を映し出す本編映像とのコラボレーションが実現。初公開の本編カットを使用した、1コーラスのスペシャルムービーに仕上がった。雪の降る夜、桜の木の前で振り向く貴樹の映像や、明里と過ごした1991年のまばゆい日常の記憶など、本編映像と主題歌の歌詞がリンクする。
10月10日に公開された本作は、19日までの公開10日間で、観客動員数71万人、興行収入10億円を突破している。（編集部・入倉功一）