『チェンソーマン レゼ篇』全米首位デビュー!『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』に勝利
全米ボックスオフィス考

先週末(10月24日~10月26日)の全米ボックスオフィスランキングが発表され、日本のアニメーション映画『チェンソーマン レゼ篇』が予想を大幅に上回る興行収入1,803万883ドル(約27億円)を上げ、初登場1位に輝いた。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル150円計算)
配給はソニー傘下のクランチロールが担当しており、同社にとっては9月の『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』に続く大勝利となる。オープニング興収700万ドル~1000万ドル(約11億円~15億円)という当初の予想を大幅に上回ったほか、観客の満足度もすこぶる高く、全米市場にアニメというジャンルがしっかり根付いていることがうかがえる。
これは『チェンソーマン レゼ篇』と同日公開のハリウッド映画で、同作より上映館数の多い作品すら下す快挙だ。アリソン・ウィリアムズ、マッケナ・グレイスら出演のロマンティックドラマ『リグレッティング・ユー(原題) / Regretting You』は興収1,368万7,530ドル(約21億円)で2位デビュー、ブルース・スプリングスティーンの伝記映画『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』は興収888万7,255ドル(約13億円)で4位デビューだった。(編集部・市川遥)
10月24日~10月26日の全米ボックスオフィスランキングは以下の通り。()は先週の順位。
1(初)『チェンソーマン レゼ篇』
2(初)『リグレッティング・ユー(原題) / Regretting You』
3(1)『ブラックフォン 2』
4(初)『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』
5(2)『トロン:アレス』
6(3)『グッド・フォーチュン(原題) / Good Fortune』
7(初)『シェルビー・オークス』
8(4)『ワン・バトル・アフター・アナザー』
9(5)『ルーフマン(原題) / Roofman』
10(6)『トゥルース&トゥリーズン(原題) / Truth & Treason』


