綾野剛、山田裕貴主演「ちるらん 新撰組鎮魂歌」最凶の宿敵・芹沢鴨役に決定
俳優の綾野剛が、山田裕貴が主演を務めるドラマ「ちるらん 新撰組鎮魂歌」（TBS／U-NEXT）に、芹沢鴨役で出演することが発表された。
「ちるらん 新撰組鎮魂歌」は、累計発行部数300万部突破する、原作・梅村真也、漫画・橋本エイジによる人気コミックの実写化作品。幕末の京都を舞台に、最強のサムライ集団・新撰組の志士たちの熱い生き様を、ド派手なアクションと、史実に基づきながらも大胆な解釈で描く。主人公・土方歳三役の山田をはじめ、土方と共に幕末を駆け抜けた「試衛館」の面々を、鈴木伸之、中村蒼、細田佳央太、上杉柊平、藤原季節、杉野遥亮、柳俊太郎（※「柳」は木へんに夘）、宮崎秋人、岩永ひひおが演じる。
綾野が演じる芹沢は、新撰組の前身である壬生浪士組の仲間でありながら、土方ら“近藤派”の“最強で最凶の宿敵”として立ちはだかる男。原作でも人気が高く、これまでの数ある新撰組を題材にした作品においても名優たちが演じてきたキャラクターに綾野が挑む。
艶やかに異彩を放つ衣装を身にまとい撮影現場に登場し、その圧倒的な色気と魅力、存在感で、ヒリつくような緊張感と包まれるような包容力という相反する空気を現場にもたらし、スタッフ・キャストからは感嘆の声が漏れ、共演者からは「綾野さんから受けた影響は計り知れないほど大きい」「綾野さんが鴨として登場した瞬間から、ギアが一段も二段も上がった」などの言葉があがったという。
綾野は「『とことん咲いて、とことん散る』皆が信念を全うし、皆が魂と向き合い、皆、死に際まで役と共に生き抜く。ちるらん、ここに在り」とコメント。
また、THE SEVEN の森井輝プロデューサーは「山田裕貴率いる新撰組みんなの壁になってほしい、と綾野さんにお願いしました。まず山田くんとの共演に喜び、自分で大丈夫ですか？ と聞き返すその目は既に爛々と輝き芹沢鴨という男に魅了されているのがわかりました。それからの綾野さんの殺陣の鍛錬、身体作りは驚嘆に値するものであり、恐らく日本の時代劇史上、最も豪胆かつ最速のソードアクションを実現することができました」と、アクションにも自信をのぞかせている。
本作は、TBSテレビ、U-NEXT、THE SEVENの3社がタッグを組む「TBS×U-NEXT×THE SEVEN グローバルプロジェクト」として、2026年春にTBSでスペシャルドラマとして地上波放送、U-NEXTでドラマシリーズが独占配信される。
監督は、映画『岸辺露伴は動かない』シリーズなどの渡辺一貴。アクション監督は『ベイビーわるきゅーれ』シリーズなどの園村健介、脚本はドラマ「絶対零度～特殊犯罪潜入捜査～」シリーズなどの酒井雅秋が担当する。（編集部・入倉功一）