UA、鈴木亮平、松岡茉優らNHKドラマ「火星の女王」新キャスト発表!語りは高橋李依

台湾出身のスリ・リン、菅田将暉らが出演するNHKドラマ「火星の女王」(NHK総合、BSP4Kで12月13日から毎週土曜夜10時~11時29分※全3回)の新たな出演者、語り、主題歌が発表された。台湾からサンディ・チャン、ナイジェリアからデイェミ・オカンラウォン、日本からUA、鈴木亮平、松岡茉優が出演、各ビジュアルも公開。語りを声優の高橋李依が担当し、主題歌が「君島大空 坂東祐大 yuma yamaguchi feat. ディスク・マイナーズ」による「記憶と引力」に決定した。
放送100年を機に展開する「宇宙・未来プロジェクト」の一環として放送する本作。「地図と拳」で直木賞を受賞した小川哲の小説を原作に、火星に10万人が移住した100年後の世界を舞台に、未知の力を持った謎の物体が現れたことで新たな時代が動き出すさまを描く。キャストはこれまでスリ、菅田のほか、シム・ウンギョン、岸井ゆきの、菅原小春、宮沢氷魚、松尾スズキ、滝藤賢一、宮沢りえ、吉岡秀隆らの出演が発表。脚本を、アニメ「けいおん!」や「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」シリーズの吉田玲子、演出を「きれいのくに」(2021)、「17才の帝国」(2022)などの西村武五郎らが務める。
新たに発表されたのは、地球外惑星への移住を推進し宇宙進出した国家や民族間の利害対立を調整する国際機関「ISDA」、火星に本社を置き資源開発や通信業を営んでいる民間企業「ホエール社」、火星開拓初期に作られた互助組織「コクーン」、火星最大の民間人居住地「コロニー0(ゼロ)」などの面々。語りを担う高橋李依は劇中に登場する小型AI端末“モビィ”の日本語音声も担当。主題歌を、シンガーソングライターの君島大空が、原作にも登場する音楽グループの“ディスク・マイナーズ”として歌唱する。
新たな出演者の役名、設定は下記の通り。(編集部・石井百合子)
サンディ・チャン(ファン・ユートン/ISDA事務総長)
地球外惑星への移住を推進し、宇宙進出した国家や民族間の利害対立を調整する国際機関ISDAの最高責任者。インドのISDA本部で長期にわたる独裁体制を敷いている。
デイェミ・オカンラウォン(ルーク・マディソン/ホエール社CEO)
火星に本社を置き、資源開発や通信業を営んでいる民間企業・ホエール社の創業者にして CEO。地球の都合で火星を利用しようとするISDAのやり方を嫌い、度々対
立している。
UA(エマ)
火星開拓初期に作られた互助組織・コクーンの創設者のひとり。孤児のための養護施設や診療所、学校などの整備に尽力した。歌が上手で、孤児たちからは母のように慕われていた。22年前に病没。
松岡茉優(デイル-E0302)
火星最大の民間人居住地・コロニー0(ゼロ)の下町で PUB TOKIO を営む経営者。コロニー内コミュニティラジオの人気DJでもある。
鈴木亮平(ミドリ-E0106)
コロニー0(ゼロ)内の街頭 CM でも引っ張りだこの人気俳優。DJ としてデイルと組んで放送しているラジオ番組も大人気。
高橋李依(モビィ/語り※声の出演)
通信、通訳、データ処理やスケジュール管理を行う個人用小型 AI 端末。多言語の火星コロニーでは大半の人がイヤホン型のモビィを使用している。火星でモビィの開発・運営を行っているのはホエール社で、こめかみに埋め込むタイプが最新型。


