横浜流星、「べらぼう」撮了!最終回は12月14日、15分拡大放送

現在放送中の大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(毎週日曜NHK総合よる8時~ほか)のおよそ1年半にわたる撮影が10月30日に終了し、主演の横浜流星、並びに制作統括の藤並英樹チーフ・プロデューサーがコメントを寄せた。併せて、白髪交じりの老けメイクを施した横浜のクランクアップ時の写真が公開された。
大河ドラマ第64作「べらぼう」は、江戸時代中期、貸本屋から身を興して書籍の編集・出版業を開始し、のちに江戸のメディア王として時代の寵児となった蔦屋重三郎(横浜)の物語。脚本を大河ドラマ「おんな城主 直虎」やドラマ「大奥」シリーズ(NHK)などの森下佳子、語りを綾瀬はるかが務める。
本作の収録は昨年5月に関東近郊で始まり、翌6月に京都で主演の横浜がクランクイン。今年10月30日に主要キャストが勢ぞろいのなか、にぎやかなクランクアップを迎えた。約1年半にわたって主人公・蔦重を演じた横浜は「みなさま、本当に約一年半「おつかれ山」でした。約一年半、べらぼうに捧げ、蔦屋重三郎として生ききれたことが自分にとっては財産になりましたし、一生に一度しかないこの機会をいただけたこと、そしてみなさまと出会い、作品を共につくれたことを心から感謝しています」と心境をコメント。
制作統括・藤並は「クランクインからおよそ1年半、“蔦重”の人生を無事走り切ることができました。「江戸の時代を生きる」という覚悟で、蔦重を演じた横浜流星さんはじめ、出演者やスタッフ、関係者一同の力を結集して、この物語を最後まで紡いでいくことができました」と振り返りながら、残る放送に向けて「脚本の森下佳子さんが描く「写楽」とは? 蔦重の“仕掛け”とは? 視聴者の皆さんには最後までお楽しみいただければと思います。応援いただき「ありがた山!」でございます」と視聴者に呼び掛けた。
最終回は12月14日、15分拡大放送の予定。2026放送の仲野太賀主演による大河ドラマ第65作「豊臣兄弟!」は1月4日よりスタート。豊臣秀吉の弟・秀長(仲野)の目線で戦国時代を描く。(石川友里恵)


