Mrs. GREEN APPLEドキュメンタリー映画『THE ORIGIN』“剥き出しのミセス”を捉えた場面写真が公開

　大森元貴（Vo/Gt）、若井滉斗（Gt）、藤澤涼架（Key）からなる3人組ロックバンドMrs. GREEN APPLE。そのデビュー10周年を記念したドキュメンタリー映画『MGA MAGICAL 10 YEARS DOCUMENTARY FILM ～THE ORIGIN～』（11月28日全国公開）より、メンバーの“剥き出しの今”を映し出す場面写真6点が公開された。本作は、ライブフィルム『MGA MAGICAL 10 YEARS ANNIVERSARY LIVE ～FJORD～ ON SCREEN』 との2作品同時公開に加え、ライブフィルムはIMAX（R）での上映も行われる。これは日本人アーティストとしては史上初の快挙となる。

【画像】“剥き出しのミセス”を捉えた『MGA MAGICAL 10 YEARS DOCUMENTARY FILM ～THE ORIGIN～』場面写真

　本作は、日本の音楽シーンを牽引するMrs. GREEN APPLEの“今”と“その先”を追ったドキュメンタリーだ。映画は、デビュー10周年の軌跡とともに、ライブ「FJORD」で初披露された新曲「Variety」の制作過程に密着。「今だからこそ生まれた特別な楽曲」に込められた想いと、彼らの挑戦と葛藤を描く。メガホンをとったのは、『三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実』などで知られるドキュメンタリーの名手、豊島圭介監督だ。豊島監督は、大森を主演に迎えた映画『#真相をお話しします』を経て、メンバーが最も信頼を寄せる人物であり、大森による“聖域”ともいえる作曲シーンなど、これまで一切明かされることのなかった彼らの内面に鋭く迫る。大森は、「初対面のチームだったら絶対に受けなかったでしょうね」と、監督への信頼を明かしている。豊島監督自身も、「日本で今一番売れているバンドの曲が一体どうやって出来上がっているのかという、誰もが興味を持つ秘密を間近で目撃できたことが非常に面白かった」と述べ、さらに大森の作曲シーンについて「奇跡の21分っていうかね、あんなもの誰も見たことないわけです」と、その希少性を語っている。

　公開された場面写真は、バンドの“今”を多角的に捉えたカットの数々だ。メンバーが率直な想いを語るインタビューシーン、新曲「Variety」のレコーディングに臨む真剣な表情、ニューヨークでのひとときを切り取ったオフショットなどが含まれている。これらの写真が映し出すのは、剥き出しの姿で音楽と向き合いながらも、「Variety」の歌詞にある通り、“代わりは居ない3人”だからこそ見出した「ミセスがバンドである意味」だ。圧倒的な輝きの裏に隠された彼らの“素顔”と“本音”に深く迫った本作は、単なるドキュメンタリー映画を超えた人間ドラマとして観客の心を揺さぶるだろう。（加賀美光希）

●11月28日(金)より映画2作品、全国同時公開
『MGA MAGICAL 10 YEARS ANNIVERSARY LIVE ～FJORD～ ON SCREEN』
『MGA MAGICAL 10 YEARS DOCUMENTARY FILM ～THE ORIGIN～』