窪田正孝『映画 えんとつ町のプペル』最新作でプペルの声優続投! 2026年3月公開決定

2020年に大ヒットを記録したオリジナルアニメーション『映画 えんとつ町のプペル』の最新作『映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~』の公開日が2026年3月27日に決定し、プペルの声を前作に引き続き窪田正孝が務めることが発表された。併せて、特報映像とティザービジュアルも公開された。
【動画】『映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~』特報映像
『映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~』は、前作でえんとつ町が星空に包まれた奇跡の夜から1年後が舞台となる。大切な親友プペルを失い、再会を諦めかけていた少年ルビッチは、時を支配する謎の異世界「千年砦」に迷い込む。元の世界に戻るためにルビッチに課せられた使命は、時を刻まなくなったこの世界で、壊れていないのに11時59分で止まっている不思議な時計台を動かすことだった。ルビッチは、その地で100年間約束を信じて待ち続けるある男と出会う。この出会いを通して“信じる勇気”を取り戻したルビッチの、止まった時を動かす冒険が始まる。
プペル役を続投することになった窪田は、最新作のオファーに「純粋に嬉しかった」と語り、今作の大きなテーマを「“信じて待つ”こと」だと述べている。前作で芦田愛菜が声優を務めた主人公・ルビッチの声は、オーディションで選ばれた声優初挑戦の永瀬ゆずなが務める。製作総指揮・原作・脚本は西野亮廣、監督は廣田裕介、アニメーション制作はSTUDIO4℃が前作から続投する。
公開された特報映像は、森の中でルビッチが「先に進んじゃったら、大切な人が帰ってくる場所がなくなっちゃうから!」と叫ぶ切ないシーンで幕を開ける。ルビッチの新たな相棒モフが心配そうに見守る中、プペルの後ろ姿に「もう一度、会いたい」というメッセージが重なり、物語の核心を伝える。ロザリーナが歌う主題歌に乗せ、翼のついた乗り物を漕ぐルビッチの新たな冒険の様子、そして真っ赤な髪の女性など新キャラクターの姿も初披露されている。
同時に公開されたティザービジュアルは、ルビッチとプペルが巨大な時計の針の上に立つエモーショナルなカットだ。長針に乗って離れていくプペルを、短針の上からルビッチが見上げる構図で、前作で離れ離れになった二人の運命を描き出している。時計盤の奥には「千年砦」のシルエットが浮かび、「もう一度、君に会いたい」というルビッチの強い想いを込めたメッセージが添えられている。(加賀美光希)
永瀬ゆずな/ルビッチ役
今回が声優初挑戦なので緊張していたのですが、窪田さんが、お芝居をする上での気持ちの流れを事前にすり合わせてくださったので、楽しく収録ができました。今回のルビッチは大好きなプペルにもう一度会うために、怖いこともあるけど、色々な事を乗り越えて頑張っていくので、そんな頑張るルビッチを見て、たくさんの人に元気になってほしいです。
窪田正孝/プペル役
西野さんからプペルや作品への熱い想いをずっと聞いていたので、最新作で僕もまたプペルに会えるとうかがった時は、純粋に嬉しかったです。前回から5年経っているという感覚はなく、短い収録時間の中でもすごく濃密な時間を過ごしました。やっていく中で、新しいルビッチとプペルのキャラクターがどんどん明確化してきて、二人の絆が深まるように、奥行きがどんどん深くなっていきました。今回は“信じて待つ”ことが大きなテーマになっています。ルビッチやプペルが起こす奇跡のようなものが胸に刺さる作品がバージョンアップして帰ってきたので、是非劇場で体感してほしいです。


