『007/ダイ・アナザー・デイ』リー・タマホリ監督が死去 75歳

映画『007/ダイ・アナザー・デイ』(2002)などのニュージーランド人監督リー・タマホリが現地時間7日、自宅にて75歳で死去した。パーキンソン病を患っていたタマホリ監督は家族に囲まれ、安らかに最期を迎えたという。地元メディアRNZが伝えた。
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大島渚監督の『戦場のメリークリスマス』(1983)では助監督を務めたタマホリ監督は、長編監督デビュー作『ワンス・ウォリアーズ』(1994)で脚光を浴びた。同作はマオリの血を引くタマホリ監督による、ニュージーランドのスラム街のマオリ族の実情を描いた重厚なドラマだ。
その後、『狼たちの街』(1996)、『ザ・ワイルド』(1997)、『スパイダー』(2001)を監督し、ピアース・ブロスナンがジェームズ・ボンドを演じた最後の作品である『007/ダイ・アナザー・デイ』(2002)をヒットさせた。その他の監督作は『トリプルX ネクスト・レベル』(2005)、『NEXT-ネクスト-』(2007)、『デビルズ・ダブル -ある影武者の物語-』(2011)など。(編集部・市川遥)


