吉岡里帆、「ひらやすみ」よもぎの「ずっと仕事ばっかりしてるなあ」に共感！ファンイベントも開催決定

　現在、NHK総合にて放送中の岡山天音主演による夜ドラ「ひらやすみ」（毎週月～木曜・夜10時45分～）から、立花よもぎ役の吉岡里帆がコメントを寄せた。併せて、物語の舞台である阿佐ヶ谷で、ファン・フェスティバルの開催が決定した。

【画像】のんきなヒロトにイライラ…よもぎ（吉岡里帆）場面写真

　真造圭伍の人気漫画が原作の本作。主人公は、元俳優で現在は定職も恋人もなく、将来の不安も一切ないお気楽な29歳フリーターの生田ヒロト（岡山天音）。人柄の良さだけで近所のおばあちゃんから東京・阿佐ヶ谷駅徒歩20分の平屋を譲り受けた彼が、山形から上京してきた18歳のいとこ（森七菜）と二人暮らしを始める。

　吉岡が演じる立花よもぎは、不動産会社に勤務する仕事熱心なエースだが、日々仕事ばかりで心に余裕がない生活を送っている。ひょんなことから顔見知りになるヒロトのノンキさにイライラすることもしばしばあるという役どころだ。

　役柄について吉岡は「よもぎって、等身大で演じられるといいますか、気持ちが分かることがたくさんあります」とコメント。さらに、「『あ、私って本当ずっと仕事ばっかりしてるなあ』っていう感覚はとても共感しながら演じました」とよもぎの感覚に共鳴したことを明かしている。

　原作の魅力については、舞台となる阿佐ヶ谷に住んでいる人たちの息遣いや、日常から解き放ってくれるようなキャラクターたちが魅力的だと語る。特に主人公・ヒロトについて、「自由に自分らしく生きたいんだけど、自分らしさって何だっけって、ちょっと見失っている人」であるよもぎが、ヒロトからたくさんのエネルギーをもらって「ほんのちょっとだけ変わる。そこがすごく演じていて楽しかったです」と変化を見せる役柄を演じる喜びを伝えている。

　視聴者に向けては「仕事を頑張って帰ってきて、『もう正直ドラマとか見られないよ』という人も、15分だけテレビをつけていただけたらうれしいです」と呼びかけ。ヒロトが“頑張りすぎないコツ”のようなものを教えてくれるとし、「誰かと心を通わせながら、ちょっとだけ癒やされる。そんなふうに見てもらえるとうれしいです」と視聴者にメッセージを送っている。

　また、阿佐ヶ谷でファンイベントの開催が決定。「JR阿佐ヶ谷駅南口広場」「ビーンズ阿佐ヶ谷てくて」にて、11月29日・30日午前10時～午後4時30分、入場料無料（事前申し込み不要）。会場では、主人公ヒロトの愛車のバイクや、漫画家を目指すいとこ・なっちゃんの漫画原稿、ヒロト役の岡山天音が着用した衣装など、番組に登場した実物が展示される。その他、出演者からの会場限定メッセージ、ドラマの世界に入り込めるフォトスポット、オリジナル缶バッジ制作体験など、盛りだくさんの内容でファンを迎える。なお、吉岡里帆は11月15日午後1:50～2:50放送の「土スタ」（NHK総合）にゲスト出演する予定。