吉岡秀隆主演「悪魔の手毬唄」制作開始!脚本は「岸辺露伴は動かない」小林靖子

横溝正史原作のNHK版金田一シリーズ第5弾として、吉岡秀隆が名探偵・金田一耕助を演じる「悪魔の手毬唄」がドラマ化されることが明らかになった。吉岡をはじめ、2023年放送の「犬神家の一族」の脚本・小林靖子、演出・吉田照幸が再集結し、収録は11月下旬から12月下旬にかけて岡山県で行われる。2026年3月以降、各90分の前後編でNHK BSプレミアム4K、NHK BSで放送予定。
「悪魔の手毬唄」は、市川崑監督・石坂浩二主演の映画版(1977)をはじめこれまで度々映像化。主人公の名探偵・金田一耕助を、NHK版金田一シリーズ「悪魔が来りて笛を吹く」(2018)、「八つ墓村」(2019)、「犬神家の一族」(2023)に続いて吉岡秀隆が演じる。脚本を、ドラマ・映画「岸辺露伴は動かない」シリーズの小林靖子が「犬神家の一族」に続いて務める。演出は、NHK版金田一シリーズ全作を手掛け、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」のチーフ演出を務めた吉田照幸。
岡山を訪れた金田一耕助は、鬼首村の温泉宿「亀の湯」に滞在する。村では23年前に殺人事件がおきていたのだ。そんなとき、村出身の人気歌手が里帰りし、村はその歓迎ムードに染まる。しかし、その直後から、幼なじみの若い女性たちが次々と殺されてゆく。遺体には不気味な装飾が施され、それは村に伝わる古い手毬唄の歌詞になぞらえられていた。過去の因縁、隠された血縁関係、そして復讐心が絡む中、金田一は真相に迫っていく。(石川友里恵)


