『ラッシュアワー4』製作決定!トランプ大統領が後押し

米パラマウントが、映画『ラッシュアワー』シリーズ第4弾の製作を決定した。Varietyほか各メディアが報じた。
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『ラッシュアワー』は、ジャッキー・チェン演じる香港警察のリー警部とロサンゼルス市警のカーター刑事(クリス・タッカー)の凸凹コンビによるドタバタ劇を描いたアクション・コメディー。1998年に第1作が誕生し、2001年に第2作、2007年に第3作が製作されている。
第4弾の製作は、2012年ごろから継続的に報じられてきたものの、一向に前進しなかった。シリーズ全作を手がけたブレット・ラトナー監督は『ヘラクレス』(2014)以降監督作がなく、2017年には6人の女性からセクハラ疑惑を告発され、ハリウッドの現場から遠ざかっている。
ところが、情報筋によると、ラトナー監督はシリーズ第4弾で電撃復帰を果たすという。その後押しとなったのが、ドナルド・トランプ大統領だ。ラトナー監督は、トランプの大統領の妻・メラニア夫人のドキュメンタリー『メラニア(原題) / Melania』を監督したことで、大統領一家と距離を縮めている。製作を務めるパラマウントの新会長兼CEOは、トランプ大統領を支持するラリー・エリソンの息子デヴィッドで、大統領自らパラマウントにシリーズ復活を要請したと言われている。
『ラッシュアワー4』の公開日は未定。主演のジャッキーとクリスの続投も、現時点では正式発表されていない。(編集部・倉本拓弥)


