水原一平の賭博スキャンダル、米ドラマ化が正式決定 『ワイルド・スピード』監督がメガホン

ドジャース・大谷翔平選手の元通訳である水原一平受刑者の賭博スキャンダルを題材とするドラマシリーズの制作が、米ライオンズゲート傘下のケーブルテレビ局「Starz」で正式に決定した。Deadlineなどが報じた。新たに、『ワイルド・スピード』シリーズを手がけたジャスティン・リンが監督・共同脚本・エグゼクティブプロデューサーに就任している。
水原受刑者は、大谷選手の口座から1,700万ドル(約26億円/1ドル155円計算)を盗んだ罪で禁錮4年9か月を言い渡され、今年6月からペンシルベニア州の連邦刑務所で服役している。ドラマシリーズでは、水原受刑者が無職の漂流者から大谷選手の通訳として国際的からアイコンになるまでの道のり、スポーツ界を揺るがす大スキャンダルの内幕が描かれる。
製作総指揮&ショーランナーを務めるのは、ナイキの「エア ジョーダン」誕生秘話を描いた映画『AIR/エア』のアレックス・コンヴェリー。ジャスティン監督と共同で、脚本も執筆することになっている。また、ドラマ「ステーション・イレブン」や舞台「ブック・オブ・モルモン」のスコット・デルマンと、スポーツ賭博についての著書を持つスポーツジャーナリストのアルバート・チェンもエグゼクティブ・プロデューサーとして関わっている。
なお、ドラマシリーズのキャストおよび配信時期は明かされていない。(編集部・倉本拓弥)


