OVA「魔法の天使 クリィミーマミ 永遠のワンスモア」劇場上映決定 40年の時を越えカムバック

1983年にテレビアニメ放送が開始され、当時絶大な人気を博した、ぴえろ魔法少女シリーズの第1作「魔法の天使 クリィミーマミ」のOVA(オリジナルビデオアニメーション)作品として1984年に発売された「魔法の天使 クリィミーマミ 永遠のワンスモア」が、40年以上の時を越えて劇場上映されることが決定した。シリーズ最新作「魔法の姉妹ルルットリリィ」の2026年4月放送開始を記念して、2026年1月23日より2週間限定で全国30館にて公開される。
OVA「魔法の天使 クリィミーマミ 永遠のワンスモア」は、スーパーアイドル・クリィミーマミがデビュー1周年コンサートを最後に姿を消してから2か月後、カムバックの噂を耳にした優と俊夫が、立花社長が極秘に進める「プロジェクトM」の真相を探る物語。テレビ版のダイジェストと新作ストーリーで構成され、テレビシリーズから派生した“後日談”のOVAとしてはアニメ史上初の作品となった。
今回の劇場上映では、ぴえろ魔法少女シリーズ5作品(「魔法の天使 クリィミーマミ」「魔法の妖精ペルシャ」「魔法のスター マジカルエミ」「魔法のアイドル パステルユーミ」「魔法のステージ ファンシーララ」)のテレビアニメノンテロップオープニング映像がHDリマスター映像で同時上映される。さらに、最新作「魔法の姉妹ルルットリリィ」に登場するキャラクター、“うぐいす&あずき”のアフタートーク上映も決定している。
また、上映を記念して舞台挨拶の開催も決定した。2026年1月25日にイオンシネマ板橋にて、太田貴子(森沢優&クリィミーマミ役)、水島裕(大伴俊夫役)、望月智充(絵コンテ・演出)が登壇する予定。
加えて、2週連続で入場者プレゼントの配布も決定しており、第1弾(1月23日~1月29日)は、キャラクターデザイン・高田明美描き下ろしポストカード(クリィミーマミ)。第2弾(1月30日~2月5日)は、スタジオぴえろ描き下ろしポストカード(優&ネガ&ポジ)となる。
さらに、池袋P’PARCOにて、2026年1月24日から2月8日まで、「ぴえろ魔法少女シリーズ MEMORIAL POP UP STORE in 池袋」の開催も決定。ぴえろ魔法少女シリーズ5作品のメモリアルなイラストを使用したグッズ化や、最新作「魔法の姉妹ルルットリリィ」の新商品が販売される予定で、一部商品は「永遠のワンスモア」上映劇場での先行販売も予定されている。
出演者と絵コンテ・演出を務めた望月智充のコメントは以下の通り。
太田貴子<森沢優&クリィミーマミ役>
「永遠のワンスモア」の上映が決まったんですね。
この物語は優が普通の女の子に戻って普通の小学生として夏休みを過ごしていてネガとポジにそっくりな子猫を見つけるんですよね?
そこから、マミちゃんのポスターが貼り出されたのを優と、俊夫が目撃して。ワクワクです。
※この、永遠のワンスモアは何回観ても楽しめますよね。初めて観る方、久しぶりに観る方がいると思いますけど、上映会でまたじっくり見てくださいね。
わたしも上映会楽しみです。
水島裕<大伴俊夫役>
すごいエネルギーですね!
クリィミーマミが持つエネルギーのお陰で、皆さんとまた会えることになりました。
「テレビシリーズの続編OVA」としては世界初という、この作品。
40年以上も前の作品を映画館で皆さんと楽しめるって、すごく幸せです。ぜひ一緒に楽しみましょう♪
大伴俊夫より。
望月智充<絵コンテ・演出>
発売から41年以上!? マジですか!!
「ダロス」から始まったOVAの最初期の作品だったので、作業ではTVアニメとは違う感触を楽しんでいたと思います。
制作途中でスタジオぴえろのプロデューサーと駅でばったり会い、「ビデオのサブタイトル案が3つあるんだけど」とメモを見せられ、その中から適当に“永遠のワンスモア”を選んだらそれに決まったという記憶がありまして、当時は色々とアバウトなのが良かった。


