「べらぼう」語りの綾瀬はるか、最終回に登場!3回目の変身で巫女姿に

横浜流星主演の大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(毎週日曜NHK総合よる8時~ほか)の14日放送・最終回に、本作の語りを務める綾瀬はるかが巫女の姿で登場した。綾瀬は、同作で明和の大火を無事逃れ、復興した吉原に戻ってきた九郎助稲荷として吉原、江戸、そして蔦重(横浜)を天から見守り、時に蔦重に寄り添いながら物語を案内する役割を担い、人の姿で登場するのは3回目となる。
大河ドラマ第64作「べらぼう」は、江戸時代中期、貸本屋から身を興して書籍の編集・出版業を開始し、のちに江戸のメディア王として時代の寵児となった蔦屋重三郎(横浜流星)の物語。脚本を大河ドラマ「おんな城主 直虎」やドラマ「大奥」シリーズ(NHK)などの森下佳子が務めた。最終回(第48回)のサブタイトルは「蔦重栄華乃夢噺(つたじゅうえいがのゆめばなし)」。店を再開した蔦重(横浜流星)は、写楽絵を出し続け、更にその後、新たに和学の分野に手を広げたり、本屋として精力的に動いていた。しかし、ある日、蔦重は脚気の病に倒れてしまう。てい(橋本愛)や喜多川歌麿(染谷将太)たちが心配する中、病をおして北尾政演(古川雄大)や北尾重政(橋本淳)、大田南畝(桐谷健太)、朋誠堂喜三二(尾美としのり)ら仲間とともに作品を作り、書を以って世を耕し続ける。そして蔦重は、ある夜、不思議な夢をみる……。
綾瀬演じる九郎助稲荷は、第1回では花魁、第17回では町娘や武士に化けて登場。第1回ではスマートフォンを片手に吉原を案内する様子が反響を呼んだ。最終回では巫女の姿で蔦重の前に現れ、死のお告げを伝えに来た。第1回、第17回に続き尻尾も健在だ。
最終回の登場にあたり綾瀬は「九郎助稲荷です。たまに人に化けてこうして登場するのも、今回で3回目になります。(第1回・第17回)たまにこうして登場させていただいて、収録がとても楽しかったです。地上に降りてきていろんな人になって現れるのは、私も毎回楽しみでした」とコメントを寄せた。(石川友里恵)


