新劇場版『銀魂』空知英秋が“スーパーアドバイザーゴリラ”に就任 主題歌はSUPER BEAVERに決定

アニメ「銀魂」の完全新作映画となる『新劇場版 銀魂 -吉原大炎上-』(2026年2月13日全国公開)の本予告映像と劇場本ポスタービジュアルが公開された。また主題歌は人気ロックバンド SUPER BEAVER の書き下ろし楽曲「燦然」(さんぜん)に決定し、原作者の空知英秋が新劇場版の“スーパーアドバイザーゴリラ”に就任することも発表された。
宇宙から来た異星人・天人(あまんと)と地球人が共存している江戸。かぶき町の何でも屋=万事屋銀ちゃんこと坂田銀時は、かつて「白夜叉」と恐れられた侍だったが、いまは刀を木刀に持ち変えて、志村新八、神楽とともに気ままに暮らしていた。そんな彼らのもとには様々な依頼が舞い込んできて……。今回の新劇場版では、法の力が及ばない巨大な地下遊郭都市・吉原桃源郷を舞台にした人気エピソードを、完全新作画で描く。
本予告映像で力強く響き渡る主題歌 「燦然」を書き下ろした SUPER BEAVER は「人が人を想う気持ちや、意地を張りたいと思う理由。例えば飄々とした銀さんのその心の奥底にあり続ける信念の背景。表面を一見しただけでは解り得ない、ひとりひとりの心を、歌にできたらと思いました。『新劇場版 銀魂 -吉原大炎上-』に携われて光栄です。『燦然』という楽曲がこの映画を盛り上げる一端を担えたら幸いです」とコメントしている。
空知英秋も“スーパーアドバイザーゴリラ”として参加する今回の新劇場版は、テレビアニメシリーズで「吉原炎上篇」が放送された2009年から16年の時を経て、原作では描かれなかったエピソードやシーンも新たに追加。完全版とも言える内容にスケールアップを遂げる。
『新劇場版 銀魂 -吉原大炎上-』の監督は安藤尚也、脚本は岸本卓が担当する。また、テレビアニメ版「吉原炎上篇」で監修を務めたアニメ「銀魂」の初代監督・高松信司と、「吉原炎上篇」で監督を、本作では監修を担当する二代目監督・藤田陽一が応援コメントを寄せている。また、映画の公開を記念して、原作コミックのラストをベースに制作された、映画『銀魂 THE FINAL』(2021)が、2026年1月2日(深夜24:45~)にテレ東系列ほかで地上波初放送されることも決定した。
「銀魂」初代監督・高松信司
かれこれ20年前、海の物とも山の物ともつかぬ得体の知れないアニメとして始まった「銀魂」は、低視聴率による枠の移動、数々の苦情やお叱り、そして打ち切りと再開を繰り返しているうちに、いつしかこんな立派なコンテンツになったのですね。私は、監督、監修、音響監督と役職を変えつつ「銀魂」を見守って来ましたが、今回初めて一観客として新しい「銀魂」を見ることになりました。どんな『新生・銀魂』を見せてくれるのか、今からワクワクがとまりません。期待しています!
「銀魂」二代目監督・藤田陽一
テレビシリーズの「吉原炎上篇」からもう16年くらい経ってるんでしたっけ? そりゃリメイクもされますよね。
あの頃から格段に撮影技術が進化してますし、アニメーションに求められる密度が変わってますもんね。
あとタイトル以外は別に吉原が炎上してませんでしたしね。
その辺りが安藤監督の手によってどの様にパワーアップするのか楽しみにしてます。


