「放送禁止」8年ぶり新作が3月13日公開!テーマは一夫多妻制

フジテレビ深夜の人気フェイクドキュメンタリーシリーズ「放送禁止」の新作『放送禁止 ぼくの3人の妻』が2026年3月13日より池袋シネマ・ロサほかにて全国順次公開されることが決定し、ポスタービジュアルが公開。監督・脚本の長江俊和がコメントを寄せた。
2003年4月からフジテレビの深夜に放送されている本シリーズは、大家族、ストーカー、隣人トラブルなどをテーマに、「ある事情で放送が中止となったVTRを再編集し放送する」という設定の人気番組。その衝撃的な内容や仕掛けが反響を呼び、テレビ版4本、劇場版3本が制作された。
新作のテーマは、一夫多妻制。WEBデザイナーの萩原紘二と、4人の生活を金銭的に支えている会社経営者・中瀬由子、元モデルの乾麻莉奈、看護師の内野楓の4人を追ったVTRから、夫が誰に殺されたのかが明かされる。
企画・脚本・監督は、同シリーズや、大ヒットホラーの日本版続編『パラノーマル・アクティビティ 第2章/TOKYO NIGHT』や『不安の種』、ドラマ「恋愛禁止」(2025)などの長江俊和。執筆した「出版禁止」「掲載禁止」などの禁止シリーズは、累計30万部を越えている。長江監督は、8年ぶりの新作公開に「前作(『放送禁止 ワケあり人情食堂』)から8年。その間にいろんなところで聞かれました。「放送禁止はもう作らないんですか?」って。それを聞く度に『放送禁止』が皆様から期待されていることを実感し、本作の製作に至ったという次第です」とコメントしている。
あらすじ、長江監督のコメント全文は下記の通り。(石川友里恵)
あらすじ
某テレビ局で放送されるドキュメンタリー番組として制作された映像。放送日は決まり、撮影も終わっていたが、ある事情により、放送されることはなかった。薄暗い場所。揺れる蝋燭の炎。祝詞を高らかに読み上げる霊媒師。祈祷を受ける3人の女性。彼女らは、1人の夫を共有する一夫多妻制の家で暮らす妻たちだった。トランス状態に陥っていた女性たちが言う。「私は夫を殺しました」「私は夫を愛していた。だから殺したの」「夫が憎かった。だから殺しました」。3人の妻のなかで、誰が彼女たちの夫を殺したというのか。その答えは、放送禁止となった1年前のドキュメンタリー映像に隠されていた。
監督・脚本:長江俊和
「お待たせしました! 『放送禁止』復活しました。完全新作です。劇場版です。前作(『放送禁止 ワケあり人情食堂』)から8年。その間にいろんなところで聞かれました。「放送禁止はもう作らないんですか?」って。それを聞く度に『放送禁止』が皆様から期待されていることを実感し、本作の製作に至ったという次第です。『放送禁止』を最初に始めたのは、もう20年以上も前のこと。時間帯は深夜なので、好き勝手にやらせてもらった作品です。その時はまさか、こんなにも大きな反響を頂くほどの息の長いシリーズになるとは、夢にも思っていませんでした。今回のテーマは“一夫多妻”の家族。取材カメラがとらえた、1人の夫と3人の妻が暮らす家で起きた恐怖の出来事。本作は何の先入観も持たず、画面の隅々まで目を懲らしてご覧ください。あなたには見えるでしょうか? 恐るべき真実が……」


