「科捜研の女」完結、沢口靖子が涙で本音吐露「もっとマリコでいたかった」「お別れなんてしたくない」

女優の沢口靖子が、テレビ朝日本社にて行われたスペシャルドラマ「科捜研の女 ファイナル」(1月23日よる8時~9時48分放送)のファンミーティングに出席。26年間シリーズを愛してくれたファンに向け思いの丈を語り、涙を流す一幕もあった。イベントには、沢口のほか、内藤剛志、小池徹平、風間トオル、若村麻由美、山本ひかる、斉藤暁、加藤諒、石井一彰も参加した。
「科捜研の女」は、京都府警科学捜査研究所(通称・科捜研)の法医研究員・榊マリコ(沢口)を中心に、専門技術を武器に事件の真相解明に挑む研究員たちの姿を描いた人気シリーズ。1999年の放送開始から26年、現行連続ドラマの最多シリーズ記録を更新し続けてきた金字塔が、放送300回という節目でその歴史に幕を下ろす。
熱狂的な「科捜研の女」ファンが詰めかけるなか行われた、最初で最後のファンイベント。序盤から懐かしいエピソードトークが繰り広げられるなど、和気あいあいとした雰囲気で進行されていくなか、沢口はイベントの最後に長年作品を愛してくれた方々へメッセージを送る。
「『科捜研の女』を愛してくださったすべての皆様へ」と切り出すと「始まりがあれば、いつか終わりが来る。頭では理解していたつもりでした。でも、まさかこんなに早く、白衣に袖を通す最後の日が来るなんて……」と言葉を詰まらせる。その沢口の言葉に、会場のファンも涙を流す。
ゆっくりながらも丁寧に言葉を紡ぐ沢口は「正直な気持ちを言えば、もっとマリコでいたかった。お別れなんてしたくない。そんなこと、できるはずもないのに……」と目にいっぱいの涙をためてつぶやき、「榊マリコと過ごした日々は、私の人生そのものであり、かけがえのない宝物です。そして、皆様との関係も同じです」と声を絞り出す。
さらに沢口は「この作品は今回をもって一つの区切りを迎えます。でも、作品を通じて皆様と一緒に積み重ねてきた温かい日々や、笑顔、涙、たくさんの思い出は、これからもずっと心の中で生き続けていきます。人の心が強く揺さぶられた瞬間、その記憶は脳の奥深くに刻み込まれるそうです。『科捜研の女』を見て皆様の心が動いたその一瞬の記憶が、これからも私たちを繋ぎ続けてくれる。そう信じています」と力強く宣言。
最後に「『科学は嘘をつかない』。マリコもそう言っています。これからもずっと一緒に、前を向いて歩いていきましょう。長い間ご声援いただき、本当にありがとうございました」と深々と頭を下げると、会場からは割れんばかりの拍手が巻き起こった。(磯部正和)


