ルーカスフィルム社長キャスリーン・ケネディが退任発表 後任にデイヴ・フィローニ

映画『スター・ウォーズ』などを手がけるルーカスフィルムのキャスリーン・ケネディ社長が現地時間15日、シリーズの公式サイト「StarWars.com」で退任を正式発表した。後任は、アニメ「スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ」などで知られ、ルーカスフィルムのCCO(最高クリエイティブ責任者)を務めるデイヴ・フィローニに決定。また、同社のビジネス部門社長兼ゼネラル・マネージャーを務めるリンウェン・ブレナンが、共同社長に就任した。
2012年からルーカスフィルムを牽引してきたケネディは、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(2015)から始まった続三部作を筆頭に、ディズニープラスでの実写ドラマシリーズ展開、「スター・ウォーズ:ビジョンズ」などのアニメーション作品など、14年にわたってシリーズの新たな可能性を切り開いてきた。退任後は製作業に専念し、同社の新作映画『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』『スター・ウォーズ/スターファイター(原題)』などをプロデューサーする。
社長退任を発表したケネディは「ジョージ・ルーカスから、彼の引退に際してルーカスフィルムを引き継いでほしいと頼まれた時、これから何が待ち受けているのか想像もできませんでした」と公式サイトでコメント。「ルーカスフィルムの並外れた才能と、10年以上にわたって共に働けたことは、まさに特権でした」とキャリアを振り返り、「これからも、長年の仲間たち、そして物語の未来を担う新しい声と共に、映画やテレビシリーズを生み出していくことを楽しみにしています」と期待を寄せた。
後任のフィローニは、2005年にルーカスフィルムに入社。シリーズ生みの親であるジョージ・ルーカスと密接に協力しながら、アニメーション・スタジオ設立に貢献し、「スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ」「スター・ウォーズ 反乱者たち」などを手がけた。直近では、ドラマ「スター・ウォーズ:アソーカ」のショーランナーを務めたほか、ジョン・ファヴローと共に映画『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』を製作している。
フィローニ新社長は「私の物語への愛は、キャスリーン・ケネディとジョージ・ルーカスの映画によって形作られました。まさかこの二人から映画製作を学ぶ特別な機会に恵まれるとは、夢にも思いませんでした」とコメント。「レイからグローグーに至るまで、キャシーはこれまで目にしてきた中で最大規模となる『スター・ウォーズ』の映像作品の拡張を指揮してきました。キャシー、ジョージ、ボブ・アイガー、アラン・バーグマンから寄せられた信頼、そして新たな役職でルーカスフィルムを率いる機会をいただけたこと、心から感謝しています。フォースと共にあらんことを」と重鎮たちに感謝した。
また、ブレナン新共同社長は「ルーカスフィルムは、私の人生において非常に大きな意味を持つ存在です」と述べ、「ここは他に類を見ない反骨精神を備えた、刺激的なストーリーテラーたちのコミュニティーです。デイヴ・フィローニと共に、このスタジオを率いていけることを光栄に思います。ジョージ・ルーカス、キャスリーン・ケネディ、アラン・バーグマンから学ぶ機会に恵まれたことは大きな幸運であり、この由緒あるスタジオの次章に向けた、デイヴのクリエイティブ・ビジョンに、揺るぎない信頼を寄せています」と期待を寄せた。(編集部・倉本拓弥)


