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タランティーノ監督に「最弱の俳優」と酷評された米俳優、初コメント「世界が代弁してくれた」

ポール・ダノ&クエンティン・タランティーノ監督
ポール・ダノ&クエンティン・タランティーノ監督 - AP / アフロ

 鬼才クエンティン・タランティーノ監督から「最弱の俳優」とこき下ろされた米俳優ポール・ダノが、Varietyを通してタランティーノ監督の批判に初言及した。

【画像】タランティーノ監督が演技を酷評した『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』

 事の発端はおよそ2か月前、タランティーノ監督がポッドキャスト番組「The Bret Easton Ellis Podcast」の企画として「21世紀の映画ベスト20」を決める際、ダノが出演した『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』(2007)を第5位に選出。「大きな欠陥がなければ、1位や2位に選んでいたかもしれない」と切り出し、その欠陥がダノであると明かすと、「(ダノは)迫力不足だ。完全に弱いほうだよ。(主演のダニエル・デイ=ルイスが)完全に食ってしまってる。あまりにも弱くて、つまらない男だ。ダニエルは、強い相手役が必要ないことを証明している。二人芝居のはずだが、全くそうなっていない……SAG(全米映画俳優組合)の中で最弱な俳優と共演させたのか? あの世界最弱の男とか?」と痛烈に批判した。

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 タランティーノ監督は「彼がひどい演技をしているってことじゃない」と続け、「私が言いたいのは、彼の演技には存在感がないということ」と補足するも、この批判は賛否を呼び、映画業界やSNSを騒つかせた。

 ダノは実際、タランティーノ監督が演技を酷評した『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』で英国アカデミー賞助演男優賞にノミネートされるなど、その実力は確かなものだ。沈黙を貫いてきたダノは、世間が自身の演技を認め、擁護してくれたことについて「本当にうれしかった」とVarietyに告白。「自分が何も言わなくて済むように、世界が代弁してくれたことに心から感謝しています」と述べている。

 また、ダノと『リトル・ミス・サンシャイン』(2006)で共演したトニ・コレットは、タランティーノの監督に対して「あんな男、クソくらえ! どうせハイだったんじゃない? もう意味不明よ。いったい誰がそんなこと言うの?」と過激な口調で反論。同作の監督を務めたジョナサン・デイトンヴァレリー・ファリスも、タランティーノ監督の発言を「恥ずべきもの」と指摘し、「ダノの生々しい演技が、彼を不快にさせたのだと思う。それは簡単に型にはめられるものではなかった」「興味深かったのは、ポールを擁護する人たちが次々と声を上げたこと。すぐに分かったのは……彼が本当に多くの人に愛されているということ。彼はとても知的な俳優だ」とダノの演技力を評価している。(藤田良太)

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