タランティーノの“21世紀の映画ベスト20”発表!2位は『トイ・ストーリー3』

クエンティン・タランティーノ監督がポッドキャスト番組「The Bret Easton Ellis」で自身の“21世紀の映画ベスト20”を発表した。リストに入れられるのは監督一人につき1作品までという縛り付きだ。タランティーノ監督によるランキングは以下の通り。
【画像】チャッキー人形から執拗な攻撃を受けていたトイ・ストーリーのおもちゃたち
1. 『ブラックホーク・ダウン』(2001)リドリー・スコット監督
2. 『トイ・ストーリー3』(2010)リー・アンクリッチ監督
3. 『ロスト・イン・トランスレーション』(2003)ソフィア・コッポラ監督
4. 『ダンケルク』(2017)クリストファー・ノーラン監督
5. 『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』(2007)ポール・トーマス・アンダーソン監督
6. 『ゾディアック』(2007)デヴィッド・フィンチャー監督
7. 『アンストッパブル』(2010)トニー・スコット監督
8. 『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(2015)ジョージ・ミラー監督
9. 『ショーン・オブ・ザ・デッド』(2004)エドガー・ライト監督
10. 『ミッドナイト・イン・パリ』(2011)ウディ・アレン監督
11. 『バトル・ロワイアル』(2000)深作欣二監督
12. 『オオカミは嘘をつく』(2013)アハロン・ケシャレス&ナヴォット・パプシャド監督
13. 『ジャッカス・ザ・ムービー』(2002)ジェフ・トレメイン監督
14. 『スクール・オブ・ロック』(2003)リチャード・リンクレイター監督
15. 『パッション』(2004)メル・ギブソン監督
16. 『デビルズ・リジェクト~マーダー・ライド・ショー2~』(2005)ロブ・ゾンビ監督
17. 『チョコレート・ファイター』(2008)プラッチャヤー・ピンゲーオ監督
18. 『マネーボール』(2011)ベネット・ミラー監督
19. 『キャビン・フィーバー』(2002)イーライ・ロス監督
20. 『ウエスト・サイド・ストーリー』(2021)スティーヴン・スピルバーグ監督
タランティーノ監督は以前より『トイ・ストーリー』3部作の大ファンであることを公言していたが、今回のベスト20にも『トイ・ストーリー3』を2位にランクインさせた。「最後の5分、俺の心は張り裂けた。その結末を言葉で描写しようとすれば、泣き出して声が詰まってしまうだろう」「本当に素晴らしく、ほとんど完璧な映画だ」と大絶賛。4位の『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』に関してはポール・ダノが「弱々しくて」気に入らないといい、その欠点がなければ1位か2位にしていただろうと語っていた。(編集部・市川遥)


